俳優の新田真剣佑が18日、都内で行われた映画『聖闘士星矢 The Beginning』(4月28日公開)のジャパンプレミアに登壇。ハリウッド映画初主演作となる本作への思いや役作りについて語った。
全世界で累計5000万部を超え、アニメシリーズも世界中で人気となった車田正美氏の人気漫画『聖闘士星矢』を実写化。星矢のはじまりの物語を描く。
この日は主人公・星矢を演じた新田に加え、来日したハリウッド俳優陣が参加。アルマン・キド役のショーン・ビーン、グラード役のファムケ・ヤンセン、シエナ役のマディソン・アイズマン、ネロ役のディエゴ・ティノコ、マイロック役のマーク・ダカスコス、トメック・バギンスキー監督が登壇した。
観客1000人が熱い視線を注ぐ中、新田は「本当に早くこの映画を見ていただきたかったので、皆さんに見ていただけるということが幸せです。楽しんでください」と呼びかけた。
本作で主演を務めるプレッシャーを感じていたか聞かれると、新田は「ありました。押しつぶされそうになることは多々ありました」と打ち明け、「でも、自分がこれまでいろんな現場で学んだことすべてを出し切って、いい芝居ができればいいなと思いながらずっと挑戦していました」と語った。
また、アクションシーンの撮影について「スケールはものすごかったです。自分が想像していた遥か彼方に行ってしまったので、撮影の1カ月前から週5で練習させていただいて、星矢のアクションを作り上げました」と説明。
劇中で披露している肉体美をMCから絶賛されると、「上半身裸のシーンがあるかもしれないんですが、それは世界中の皆さんに見られるということで、恥ずかしくない体には仕上げたつもりでございます」と少し照れつつ話した。
さらに、「確実に言えるのは、いろんな意味で希望を与えてくれる作品だと思っています。日本の映画界にとっても大きな第一歩だと思っています。そして、見終わったあとに『すごい!』と言っていただける作品が出来上がったと思います」と手応えを口にした。
原作者の車田氏も登場。新田らと固い握手を交わした。また、吹き替えを務めた声優陣、磯部勉、井上喜久子、潘めぐみ、浪川大輔、咲野俊介も集結。さらに本作の応援隊長を務める霜降り明星・せいやも登場し、イベントを盛り上げた。