映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督が登場した。
同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。ほか山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。
イベントでは、それぞれが思う作中の名台詞をフリップで発表。しかし、今作が前後編2部作の前編『-運命-』の舞台挨拶であったにも関わらず、山田、杉野、今田が続けて6月30日公開の後編『-運命-』のセリフを出し、北村は「後編がね、面白いです! ごめんなさい、後編面白いです!」と叫ぶ。さらに眞栄田が「マイキーの『オレ、ガキになっていいか?』」とフリップを掲げると、吉沢は「後編だな!」とツッコみ、北村は「すみません、代表して謝ります!」と謝罪。山田も「みんな(観客)前編観たばっかなんだな!」と苦笑した。
続く清水と磯村は「千冬の『よろしくな、相棒!』これは前編です!」(清水)、「顎の角度がよかった。あれは真宙くんにしか出せない」とコメント。間宮は「俺、ちゃんと前編です。前編を観た後の舞台だから、前編の話になるだろうなって、ちゃんとみんな考えよ!」と主張する。高杉は「『半分コな』これは前編ですね。みんなありましたよね?」と押し通そうとするも、北村が「大後編です! 後編の後半です!」とツッコミ。高杉は「思ったより、みんな前編がなかったですね」と反省していた。
ゆるい空気のイベントとなったが、北村は「僕らが最初に掲げた、僕らのこの世代の代表作を作ろう、過去にあった『クローズ』という作品を超えるぐらい、僕らで今熱量の高いものを作ろうというのを、まさに『1』『2』、前編後編で体現できてると僕は断言できます」と熱いメッセージを送る。
さらに北村は「これから先もまだまだこの作品は羽ばたいていくと思いますし、いつもは公開すると自分たちの手を離れていく感覚があるんですけども、不思議とこの『リベンジャーズ』に関しては、いつまでも自分たちの心の中にずっとある作品だと僕は思っていますので、ぜひともずっと心のどっかにこの作品があるように、あたためてみんなでこの作品を愛でていけたらいいなと思っています」と観客に向かって語りかけた。
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