Twitter の共同創業者 Jack Dorsey がCEOを(再び)辞任しました。後任は2018年よりCTOを務めてきた Prag Agrawal。
ドーシーは引き継ぎのため来年5月前後まで取締役会に留まったのち、みずから創業したTwitterから離れることになります。
ジャック・ドーシーは2006年に共同でTwitterを創業しCEOに就任したものの、2008年には「ファッションデザイナーになりたいのかTwitterのCEOでいたいのかどちらか選べ」と迫られCEOの座を追われているため、今回は二度目のCEO辞任です。
(当時の取締役会がドーシーを不適任とした理由のひとつに、たびたび早退してはヨガ教室やファッションデザインのクラスに通っていたことが挙げられていた)。
Deep gratitude for @jack and our entire team, and so much excitement for the future. Here’s the note I sent to the company. Thank you all for your trust and support 💙 https://t.co/eNatG1dqH6 pic.twitter.com/liJmTbpYs1
— Parag Agrawal (@paraga) November 29, 2021
ドーシーがツイートにスクショで貼り付けた社内向けメールによれば、今回の辞任については完全にみずからの決断であり、理由は会社が創業者の影響から離れるべき時期にあること、CTOの Prag Agrawal氏が後任にふさわしい能力を備え完全に信頼できることなど。
ジャック・ドーシーは決済テクノロジーの Square も創業しTwitterと掛け持ちCEO状態でしたが、今回のTwitter CEO辞任はSquareとは関係がなく、CEOにそのまま留まります。
Twitterの後から編集ボタンは「多分絶対導入しない」「SMS時代のバイブスを守るため」(ドーシーCEO)