ポーランドのゲーム会社 CD Projekt RED が、『サイバーパンク2077』の次世代アップグレードを2022年第1四半期に予定していることを明らかにしました。
『ウィッチャー3』については、映像の品質向上やネトフリのドラマ版にインスパイアされたアイテムを追加した次世代版『コンプリート・エディション』を同年第2四半期にリリース予定です。
延期を繰り返したのち2020年末に発売した『サイバーパンク2077』は、特にゲーム機版で非常に品質の低い状態であったためにプレーヤーからの苦情が相次ぎ無条件の返品返金を受け付ける事態に陥ったうえに、プレイステーション4版はソニーにストアから削除される騒ぎもありました。
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その後2021年1月、開発が遅延した経緯や改善策、今後のロードマップを発表した際には、本来は発売後の早期に予定していた追加コンテンツを先送りしバグ修正と品質向上を優先、PS5 / Xbox Series X|S対応アップグレードは2021年内に提供としていましたが、こちらも当たり前のように延期。今年10月時点では、目標としてサイバーパンク2077は2022年第1四半期、ウィッチャー3は2022年第2四半期に再設定していました。
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11月29日に公表された2021年第3四半期の投資家向け説明資料によれば、この2022年Q1・Q2の目標に向けて開発は順調。あわせて、PlayStation 4および Xbox One版を購入したプレーヤーは無料で次世代アップグレードが受けられることも明らかにしています。
すでにクリアしてしまった人にとって気になる追加・拡張コンテンツについては、内容や明確なリリース時期の情報はないものの、現在も並行して開発中であるとされています。