映画『189』(12月3日公開)の公開初日舞台挨拶が3日に都内で行われ、中山優馬、夏菜、吉沢悠、前川泰之、灯敦生、太田結乃、降幡愛、加門幾生監督が登場した。

  • 左から加門幾生監督、太田結乃、吉沢悠、中山優馬、夏菜、前川泰之、灯敦生、降幡愛

    左から加門幾生監督、太田結乃、吉沢悠、中山優馬、夏菜、前川泰之、灯敦生、降幡愛

同作は東京都の児童相談所で働く新米児童福祉司の坂本大河(中山優馬)を主人公としたオリジナル作。安定した職業に憧れて公務員試験を受け、児童相談所に配属された大河はまっすぐに仕事に向き合っていくものの、保護した児童が親元へ戻ったことをきっかけに再び虐待を受け、命を落としてしまう事件が起こる。傷を抱えて仕事復帰をした大河の前に、人の気持ちに寄り添うことができる弁護士・秋庭詩音(夏菜)が現れ、2人の奔走が始まる。

公開日と言うことで、サプライズで子役の太田が中山に書いてきた手紙を読むことに。中山は「ぼ、僕に!? そうですか、え! 嬉しい!」と喜ぶ。太田は「いつも優しくしてくれましたね。聖来はとても辛い役でしたが、大河お兄ちゃん(中山)が守ってくれたので、頑張ることができました。私にとって大河お兄ちゃんは本当にヒーローでした。私も聖来も大河お兄ちゃんが大好きです」と感謝の言葉を綴った。

さらに太田は「これからも辛い思いや悲しいことがあったら、大河お兄ちゃんを思い出して頑張れると思います。あまり笑ったり、楽しく過ごせる時間がなかったことだけが残念です。また尊敬するかっこいい中山優馬さんと楽しいお仕事をさせてもらえるように、また会えますように、お祈りしながらこれからも演技レッスンを頑張っていきます。いつもそばで助けてくれて本当にありがとうございました」と手紙を読み上げる。中山は「ありがとう。何このサプライズ! 嬉しい」と喜びながら手紙を受け取り、「本当にびっくりで嬉しいんですけど、結乃ちゃんに引っ張ってもらったような現場がすごく多くて。一生大事にします。ありがとう」とお礼を言った。