映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の完成披露イベントが9日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。

  • 山田裕貴

    山田裕貴

同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。

徳川慶喜役の山田裕貴は「監督から『今までに見たことのない徳川慶喜にしてほしい』『1番変な徳川慶喜にしてほしい』というプレッシャーをいただきました。なんとか自分の引き出しの中から『こんな将軍やだな』という将軍をやってみたことが楽しかったですし、まとう雰囲気をどうやったら変わった将軍に見えるだろうということは、意識して演じていました」と振り返る。役の中で独特の手の動きを見せるが、実は「僕のクセなんですよ。考えるときにこうやっちゃう」と明かし、監督に「それ、そのままやって」と頼まれたことも語った。

そんな山田裕貴について、岡田は「今日も衣装チェンジされて……」と話を向けると、山田裕貴は「黒で統一しなきゃいけないところを、ちょっと違う色で来てしまって。でも岡田さんがさっきからずっと(最初の服が)『似合ってたのに』と言うから、もう1回着替えたいくらい」と、イベントのハプニング裏話も披露。「僕もあれが好きでした」「似合ってたよね」と言い合うキャスト陣に、山田裕貴は「ちょっとじゃあ一旦捌けます…」と冗談を言って止められていた。