ドリームワークス・アニメーション『野生の島のロズ』(2月7日公開)の日本語吹替版完成披露試写会が20日、都内で開催され、綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子、クリス・サンダース監督が登壇した。
本作は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットのロズに、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく物語。日本語吹替版では、主人公である最新型アシスト・ロボットのロズ役を綾瀬はるか、ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリ役を柄本佑、ロズに育てられ立派に成長していく雁のキラリ役を鈴木福、たくさんの子供たちを逞しく育て、ロズをサポートするオポッサムの母親ピンクシッポ役をいとうまい子が務めた。
監督・脚本を務めたクリス・サンダースは、ディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』(02)の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』(10)などを手掛けてきた人物。綾瀬は「監督も来日されて、皆さんと一緒にご挨拶できてとてもうれしいです」と笑顔を見せ、柄本も「僕も監督にお会いできてめっちゃうれしいです」と感激、鈴木といとうも「監督に会えてうれしいです」と声をそろえた。
監督は、日本語版キャストの演技について「これ以上感服することも、これ以上うれしい思いになることもないというくらい素晴らしい演技を見せていただきました」と大絶賛。「今、この舞台に立ってくださっている吹き替え版キャストほど素晴らしいキャストはいないと心から思いましたし、どんなに『ありがとうございます』と言っても足りないぐらいです」と感謝した。
そして、監督からキャスト一人ひとりへ、各キャラクターの直筆イラストをサプライズでプレゼントすると、4人は「うれしい」と大喜び。綾瀬は「すごいですね。ビューティフォー!」とうっとりしながら絵を見つめ、柄本は「手汗がすごいです」と大興奮。鈴木は「めちゃくちゃうれしいです。大事に飾ります」と話し、いとうも「涙が出そうです。最高です」と感激していた。