2022年10月にTravis Japanとして世界デビューを果たし、俳優やタレントとしても活躍している松田元太が、ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)の超実写プレミアム吹替版で声優に初挑戦した。ディズニー声優を夢見ていたという松田にインタビューし、本作参加の喜びやアフレコの感想など話を聞いた。

  • Travis Japanの松田元太

    Travis Japanの松田元太 撮影:蔦野裕

本作は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィランであるスカーの若き日の物語。親と生き別れ孤児となったムファサと、後にスカーとなる若き王子タカの、血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された驚くべき秘密を描く。超実写プレミアム吹替版で主人公ムファサ役を尾上右近、ムファサの“弟”タカ(若き日のスカー)役を松田元太が演じ、歌声も披露している。

――オーディションでタカ役を射止められましたが、オーディションに挑戦した時のお気持ちをお聞かせください。

ディズニーさんからオーディションのお話を聞き、ディズニーさんのお仕事は夢の一つでもあったので、もしオーディションに合格できたらディズニーの仲間入りができるんだというワクワク感を持ちながらオーディションに挑みました。

――ディズニー作品との関わりを教えてください。

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小さい頃から『ピーター・パン』を見て育って、「僕はピーター・パンだ」「空を飛べるんだ」と思い込みながら生きてきました。ほかの作品もいろいろ見てきて、家族や友達の大切さはディズニーから学んだので、そのディズニーの何かになれる、しかも『ライオン・キング』になれるというのはすごくうれしかったです。Travis Japanですが、今後はトラではなくライオンになろうと決意しました(笑)

――『ライオン・キング』ももともとご覧になっていましたか?

もちろんです! 大好きな作品で、曲も好きですし、動物も好きなので、その作品に参加できるというのは喜びが大きかったです。

――オーディションに向けてどのような準備をされたのでしょうか。

オーディションで披露するセリフや歌に関して自主練をしたり、ライオン風にセリフを言ってみたり。正解ではないと思いますが、急に吠えてみたり、いろんなパターンを準備しました。

――Travis Japanの皆さんの前でタカ役決定がサプライズで告げられ、その様子がYouTubeで公開されましたが、その後、メンバーからどんな言葉をかけられましたか?

みんなも「本当に!? ドッキリだよね!?」みたいな感じで、メンバーからドッキリじゃないかと言われると、本当にドッキリなのかもと思う自分がいましたが、「ドッキリじゃない。世界のディズニーをネタにはできない」と思いました。メンバーも「おめでとう」と祝ってくれて、「見に行くね」と言ってくれました。

――メンバーの川島如恵留さんが舞台『ライオンキング』でヤングシンバ役を演じたことがあり、「ヤングシンバとタカがいるTravis Japanすごい」と話題に。

トラの中にライオンが2人。みんなにガオーってやっちゃうぞ!(笑)。SNSでのコメントもそうですし、いろんなところで「おめでとう」「見に行きます」と言ってくれるので、より頑張らないといけないなと思いました。