『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が21日に都内で行われ、芳根京子、平野莉亜菜、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が登場した。
同作は『映画ドラえもん』シリーズの第43作目で、藤子・F・不二雄生誕90周年となる記念すべき年の公開となる。“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる。ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ、新たなハーモニーを生む大冒険となる。
■『映画ドラえもん』ゲスト声優でデビューした平野莉亜菜
今作で、“ファーレ(音楽)”に満ちた美しい星「惑星ムシーカ」生まれの少女・ミッカの声優を務めた12歳の平野。「舞台挨拶は初めてなのでとても緊張しているんですけど、全部見てくださった皆さんにお会いできることがとても嬉しいです」と挨拶する。
2年前の東宝シンデレラオーディションでファイナリストとなり、その歌声によって監督からオファーされたという平野。「まさか自分がドラえもんの映画に出られるなんて夢にも思っていなかったので、オファーをいただいた時は本当にびっくりしましたし、こんなにかわいい役をやらせていただけるなんて本当にうれしくて。劇中で大好きな歌を歌わせていただけたので、幸せでした」と感想を述べる。
同じくゲスト声優を務めた芳根は「とにかくかわいいし、透き通ってて美しくて、でも力強くて、唯一無二のお声ですよね。とっても魅力的です」と平野の声を絶賛。また、前日に小学校を卒業したという平野が「『卒業おめでとう』と言われて……」と明かすと、スネ夫は「そりゃそうだろうねえ」と頷く。平野は「『ミッカちゃん、卒業おめでとう』と言われました」と、役名で祝福されたエピソードを披露した。