女優の松本穂香が、12日に都内で行われた映画『笑いのカイブツ』(2024年1月5日公開)の完成披露上映会に岡山天音、仲野太賀、片岡礼子、原作者のツチヤタカユキ氏、滝本憲吾監督とともに登壇した。

  • 松本穂香

同作は“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれな半生を描いた同名私小説の実写化作。15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤは、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが。もがきながらも「笑い」に人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの姿を描く。

■松本穂香、冒頭あいさつでツボにハマる 岡山天音からツッコミ受ける

お腹がチラリと見える透け感のあるレースのドレス姿で登場した松本。「天音さんももちろんそうですし、太賀さんもそうですし、皆さん本当にすさまじい芝居をされていて……(笑)」と話しながら、笑いをこらえられない様子で言葉を詰まらせてしまう。突然笑い出した松本に岡山も思わず「はぁ? 何笑ってんの?(笑)」とツッコミ。その後、松本は「つまり何が言いたいかといいますと……」と仕切り直すも、なぜか笑いをこらえることできずに挨拶を終えた。

イベントでは、「今年の漢字」がきょう12日に発表されたことと、主人公・ツチヤがネタを5秒で1本作れることにちなみ、今年を表す漢字1文字を5秒で書いて発表する企画を実施。松本は「穏」という1文字を発表し、「正直、振り返ってみてもあまり思い出せないんですけど……(笑)。あまり悪いこともなかったし、穏やかに過ごせたかな」と笑顔を見せていた。