女優の上野樹里が主演を務める、映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の本ビジュアル、および予告編が30日、公開された。

同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎はX疑惑のかかった柏木良子の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。

本ビジュアルでは、正面をまっすぐ見据える柏木良子と、一歩引いて彼女を見つめる笹憲太郎という、”追う者”と”追われる者”といった2人の関係性をとらえた構図に。本予告編では日本政府が惑星難民Xの受け入れを表明する中、「真実を問い詰めたい」という思いとともにX疑惑のある良子に近づく笹という、少しずつ距離を縮めていく2人の姿がとらえられた。

良子が発するのは「わたしがXでも好きになった?」という言葉。核心をつくようなセリフから、映像は急展開し「あなたは、隣にいる人の本当の姿を知っていますか?」というナレーションとともに、「二転三転する真実」「予想外のラスト」といったコピーが画面におどり、副編集長に詰め寄り激高する笹や、何かを見つけて慌てふためく笹の表情、意味ありげな良子の視線などが盛り上げる。担当する若き実力派バンド・chilldspotによる主題歌「キラーワード」も同作を包み込んでいる。

2人を取り巻く追加キャストも明らかになり、良子とともにX疑惑をかけられることになる台湾からの留学生リン・イレンを台湾出身の実力派女優・ファン・ペイチャ、レンが働く居酒屋の同僚でミュージシャンとして成功を夢見る仁村拓真役を野村周平が演じる。さらに笹が勤める週刊東都の編集長・小池役を嶋田久作、副編集長・月村祐一役をバカリズム、Xの記事のために週刊東都に引き抜かれたフリーのベテラン記者 内田瑛太役を川瀬陽太、良子の母・柏木麻美役を原日出子、良子の父でキーパーソンとなる柏木紀彦役を酒向芳が務める。

(C)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社