俳優の福士蒼汰と松本まりかがW主演を務める、映画『湖の女たち』(2024年初夏公開)の超特報が27日、公開された。
同作は吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で百歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。
公開された超特報では、薄暗い倉庫の中で顔の見えない刑事(福士蒼汰)がソファに腰をかけ、その視線の先に、全裸で身を伏せている介護士(松本まりか)の姿が。そして衝撃的なシーンの合間に、“この世界は美しいだろうか”という意味深な問いかけの言葉が添えられている。2人に一体何が起きているのかはわからないまま、バッハの「シャコンヌ」が妖艶に鳴り響く。
劇場公開日は当初2023年11月としていたものの、配給戦略の事由により、から2024年初夏に変更。また、画家・諏訪敦による解説も収録されている原作の文庫本が7月28日に新潮社より発売されることが決定した。
(C)2024 映画「湖の女たち」製作委員会