「TBSドキュメンタリー映画祭2023」アンバサダー就任式&ラインナップ発表イベントが26日、都内で行われ、上映される全15作品が発表された。元SMAPでオートレーサーの森且行のドキュメンタリーも上映される。

  • 『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』

TBSのドキュメンタリーブランド「TBS DOCS」のもと開催される同映画祭。3回目となる今回は、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて3月17日~30日、大阪・シネ・リーブル梅田にて3月24日~4月6日、名古屋・伏見ミリオン座にて3月24日~4月6日、札幌・シアターキノにて4月15日~21日と、前回を上回る規模で実施される。また、映画祭アンバサダーに映画コメンテーターのLiLiCoの就任が決定した。

上映作品は15作品。2021年1月の落車事故から復帰を目指している元SMAPでオートレーサーの森且行を追った『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』(監督:穂坂友紀)も上映される。

森の事故は、「5ミリずれていたら即死していたかもしれない」、「一生車いす生活になるかもしれない」大事故だった。5度の大手術、両足麻痺の後遺症。それでも森は再び歩くことを、再び走ることを諦めなかった。壮絶なリハビリ、心にあるSMAPの仲間たちへの思い、現実を知って頭をよぎったもう1つの選択肢。同作では、50歳目前、ゼロから再起を目指す2年目の闘いを追った。

この日の発表イベントには、映画祭アンバサダーに就任したLiLiCo、映画祭、TBS DOCSプロデューサーの大久保竜氏、各作品の監督が出席。TBSアナウンサーの良原安美が司会を務めた。

「TBSドキュメンタリー映画祭2023」上映作品ラインナップ

『アフガン・ドラッグトレイル』 監督:須賀川拓
『それでも中国で闘う理由 ~人権派弁護士家族の7年~』 監督:延廣耕次郎・松井智史
『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』 監督:穂坂友紀
『カリスマ~国葬 拳銃 宗教~』 監督:佐井大紀
『東京SWAN 1946 ~戦後の奇跡「白鳥の湖」全幕日本初演~』 監督:宮武由衣
『War Bride 91歳の戦争花嫁』 監督:川嶋龍太郎
『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』 監督:萩原豊
『魂の殺人 ~家庭内・父からの性虐待~』 監督:加古紗都子
『サステナ・ファーム トキと1%』 監督:川上敬二郎
『KUNI 語り継がれるマスク伝説 ~謎の日本人ギタリストの半生~』 監督:佐藤功一
『通信簿の少女を探して ~小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今~』 監督:匂坂緑里
『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』 監督:寺井到
『93歳のゲイ』【大阪限定上映】 監督:吉川元基
『やったぜ!じいちゃん』【名古屋限定上映】 監督:仲尾義晴
『劇場版 ヤジと民主主義』【札幌限定上映】 監督:山崎裕侍・長沢祐

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