映画『前科者』(1月28日公開)の公開御礼挨拶が11日に都内で行われ、有村架純、磯村勇斗、マキタスポーツ、岸善幸監督が登場した。

  • 左から岸善幸監督、有村架純、磯村勇斗、マキタスポーツ

    左から岸善幸監督、有村架純、磯村勇斗、マキタスポーツ

同作は原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画の実写化作。コンビニでアルバイトをしながら保護司という仕事に就く真っ直ぐな主人公・阿川佳代(有村)が、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく。

イベントには急遽マキタスポーツも駆けつけ「実はゲストの方が到着されて……」というMCの振りに、「そんな振りだったら森田剛が来たと思うじゃないか! 似ても似つかないただのおじさんが出て来た」と抗議する。

さらに、13日に有村が29歳の誕生日を迎えることから、サプライズで誕生日祝いが行われた。磯村が有村への感謝の言葉を述べる、という前振りで「たくさんの人にこの作品が届いてるというのは間違いなく座長として架純ちゃんがしっかりいてくれたからこそだと、我々思っております。そんな架純ちゃんの生まれたこの素晴らしき日を僕たちで祝いたいなと思っております」と祝い、バースデーケーキとバースデーソングが流れる。

先に29歳になっていた磯村は、有村に「やっぱり俳優の先輩達は皆さん本当に人柄の良い人が多くて、優しくて、そういう方々が生き残ってくんだろうなと思いますと、30に向けて心を磨いていきたいと思います。架純ちゃんはすでに心がきれいなので、デビルだけにはならないで」とアドバイス。マキタは「架純ちゃんはそもそもまっすぐで綺麗な感じがある人じゃないですか。そのまんまでいて欲しいです」と言いながら、「歯と膝を大事にして下さい。お金とか愛とかじゃないんですよ、歯と膝が大事なんですよ」と実用的な言葉をかけていた。

有村は照れながらも「あんまり29だからというのを考えてはないんですけど、30歳がとても楽しみなので、30代に向けてつなげられる1年になればいいなと思います」と抱負を述べ、同い年の磯村に「29歳楽しみましょうね」と声をかける。磯村も「たくさんお肉食べましょうね」と29歳にかけて返していた。