Apple Watchの「コンパス」アプリには、目印になるものが少ない・わかりにくい場所でも位置情報を目印として記録し、位置関係を把握できる「ウェイポイント」という機能があります。watchOS 10では、このウェイポイント表示に高度も表現されるようになりました。

「コンパス」アプリのウェイポイントとは?

ウェイポイントとは、今いる場所の目印をコンパスアプリ上に保存できる機能です。名称・シンボル・カラーを設定しておくことで、現在地から保存した目印までの位置関係を後から簡単に確認することができます。

山やキャンプ場などの目印になるものが少ないエリアで、保存した地点までの距離・方向を把握するのに便利です。

  • 「コンパス」アプリを開きます。方位の数字が表示されている場合は、デジタルクラウンを上に回して縮尺を下げると、右のような現在地を中心にした表示になります。ウェイポイントのアイコンをタップします

  • 名称・シンボル・カラーを選択し、チェック印をタップして保存完了。コンパス上に表示されました

  • 移動した先でコンパスを開くと、先ほど記録したウェイポイントが表示されます。タップすると、ウェイポイントまでの方角や距離がわかります

ウェイポイントの使い方については、こちらの記事で詳しくご説明しています。

ウェイポイントの「高度」を表示

watchOS 10では、このウェイポイントについて高度の表示ができるようになりました。位置関係のより正確な把握に役立ちます。

  • 「コンパス」アプリを開き、ウェイポイントが表示された状態で「高度」アイコンをタップ。ウェイポイントの高さが表現された表示になります

  • ウェイポイントをタップすると、方角と距離・高度がわかります