シャープは、表示画面を大きくしたコンパクトな関数電卓「EL-501T」を6月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は約1,210円前後を見込む。
建築士や設計士、エンジニア、研究者、学生などが利用する関数電卓のエントリーモデル。本体の縦幅を、従来機種「EL-501J」(2011年モデル)比で約12%短くし、シャツの胸ポケットに収まるサイズに収めた。
本体がコンパクト化した一方で液晶画面は大きくなり、文字の上下サイズをEL-501J比で約25%拡大して見やすさを追求している。表示桁数は、仮数部10桁+指数部2桁。桁が多い数値を見やすく区切る、3桁位取り表示にも対応している。
計算機能として、定数計算、パーセント計算、度分秒計算、時間計算、座標変換、角度単位換算、三角関数、双曲線関数、順列・組合せ、階乗、乱数、計算結果丸め機能、統計計算、複素数計算、N進計算、べき乗・べき乗根計算、指数・対数関数に対応する。内部演算は仮数部12桁。
押しやすい大きめのプラスチックキーを採用。アルカリボタン電池(LR1130)1個で約5,000時間動作する。本体サイズは127×72.5×13mm(縦×横×厚さ)、電池を含む重さは約68g。ハードケースなどが付属する。