ヤマハ発動機は1月11日、坂道などに合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」付き20型電動アシスト自転車の2023年モデルを2機種発表した。

価格とラインナップは低床U字型フレームの「PAS CITY-C(パス シティ シー)」が143,000円、直線的なX字型フレーム(Xフレーム)の「PAS CITY-X(パス シティ エックス)」が145,200円。発売日は2月14日。

  • PAS CITY-C/マットロゼ

PAS CITY-Cは、乗り降りしやすいよう低床のU字型フレームを採用した20型電動アシスト自転車。2022年モデルからカラーリングを変更し、カカオ、マットロゼ、マットオリーブ、ホワイトオレの4色を用意する。

PAS CITY-Xは、ワイヤーを内蔵する直線的なXフレームのスポーティな20型電動アシスト自転車。前モデルと印象が異なるという2色「マットグレイッシュベージュ」「ディープレイクグリーン」を新たに設定し、ミラーシルバーと合わせて計3色をラインナップする。

  • PAS CITY-X/ディープレイクグリーン

PAS CITY-CとPAS CITY-Xの2023年モデルでは、表示が見やすく操作性も向上した操作パネル「スマートクロックスイッチ」を新しく備えた。時計表示や各種ステータス表示のほか、走行モードの切り替え、ライトのオンオフといった操作が直感的に行えるという。

  • 新設計のスマートクロックスイッチ

表示は時計以外にも、消費カロリーや残りアシスト距離、バッテリー残量などを確認できる。バッテリー残量は10段階のインジケーターと数字(%)両方で表示され、従来より見やすくなった。また、バッテリー残量が20%を切ると「お知らせランプ」が点灯し、ブザー音が鳴るため、電池切れ前に気づきやすい。

このほか、スマートクロックスイッチ左に配置した走行モード切替ボタンは、下のアシストダウンボタンに比べ、上のアシストアップボタンを大きくし、上下非対称にすることで操作しやすい形状に改善した。

PAS CITY-C(2023年モデル)の主な仕様

  • 本体サイズ:全長1,535mm/全幅580mm
  • サドル高:715~865mm
  • 適応身長のめやす:140cm以上
  • 重さ:20.8kg
  • 一充電あたりの走行距離:強モード48km/スマートパワーモード57km/オートエコモード83km
  • 充電時間:約3.5時間(12.3Ah)
  • 変速方式:後輪ハブ、内装3段
  • PAS CITY-C/カカオ

  • PAS CITY-C/マットオリーブ

  • PAS CITY-C/ホワイトオレ

PAS CITY-X(2023年モデル)の主な仕様

  • 本体サイズ:全長1,585mm/全幅520mm
  • サドル高:795~925mm
  • 適応身長のめやす:153cm以上
  • 重さ:21.1kg
  • 一充電あたりの走行距離:強モード54km/スマートパワーモード65km/オートエコモード90km
  • 充電時間:約3.5時間(12.3Ah)
  • 変速方式:後輪ハブ、内装3段
  • PAS CITY-X/マットグレイッシュベージュ

  • PAS CITY-X/ミラーシルバー