シチズン時計は5月下旬に、女性向けブランド「xC(クロスシー)」と「L(エル)」から、2022年の限定モデルとなる「New TiMe, New Me」を発売する。
「New TiMe, New Me」は、シチズンが2019年から手がけているソーシャルグッドキャンペーン。身近な行動を始めることがサステナブルな社会の実現につながり、世界を変えるきっかけになることを発信している。2022年のテーマは「未来の扉をひらく鍵」だ。
CITIZEN xC mizu コレクション New TiMe, New Me 限定モデル「ES9464-52B」
「未来の扉をひらく鍵」をデザインテーマとして、ダイヤルの1時位置に鍵穴を、7時位置に鍵を表現。この鍵穴と鍵には、ラボグロウン・ダイヤモンド(天然ダイヤと同じ高度と輝きを持つ合成ダイヤ)を用いている。
文字板には欧州のタイル風パターンと繊細なラメ、時分秒針にはレトロな時計台のようなデザインを採用。未来へ続く扉を探す物語を想像させるモデルだとしている。
ケースは、mizuコレクションらしい優しく丸みのある形状。人気カラーのサクラピンクとともに、大人っぽく、そしてシャビーシック(古風で上品なスタイル)に仕上げた。時計本体は、定期的な電池交換が不要な「光発電エコ・ドライブ」仕様だ。
ケースとバンドの素材はチタンで、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクト(サクラピンク)」を施している。ケースサイズは径29×厚さ8.2mm(設計値)、風防は無反射コーティングの球面サファイアガラス、防水性能は5気圧。
日中米欧の標準電波に対応した電波時計機能や、24時差のワールドタイム機能(サマータイム対応)、パーペチュアルカレンダーなどを備える。価格は110,000円、世界限定1,800本。
CITIZEN L スクエア コレクション New TiMe, New Me 限定モデル「EW5593-81D」
こちらも「未来の扉をひらく鍵」をデザインテーマに。ダイヤルの7時位置にダイヤモンドの鍵モチーフを配置している。スクエアケースはモダンでエレガントな印象で、カーブサファイアガラスとともに、未来へと光り輝く道を進む女性のしなやかさと芯の強さを表現した。
ケースとバンドの素材はステンレススチール(ウォームゴールド色めっき)、ケースサイズは幅21.5×厚さ7.5mm(設計値)、風防はカーブカットサファイアガラス、防水性能は5気圧。定期的な電池交換が不要な「光発電エコ・ドライブ」仕様。価格は41,800円、世界限定800本。
両モデルの購入者には、「未来の扉をひらく鍵」を刺しゅうしたオリジナルタオルをプレゼント。このタオルは、フィリピンで最大のゴミ山とされるパヤタスで暮らす女性たちが刺しゅうしたものだ。ゴミ拾いに代わる収入源として、特定非営利活動法人ソルト・パヤタスが推進している取り組みのひとつ。今回、この女性収入向上事業に賛同したシチズンがタオルの制作を依頼した。