Bang & Olufsen(以下B&O)は4月15日、「On The Go(オン・ザ・ゴー)」カテゴリーより、完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay EX」を発表した。価格は39,900円。
カラーは、Anthracite Oxygen(アンスラサイト・オキシジェン)、Gold Tone(ゴールド・トーン)、Black Anthracite(ブラック・アンスラサイト)の3色。
直販サイトやAmazon.co.jpなどで販売される。発売時期はAnthracite Oxygenが4月22日以降、Gold Toneが5月12日以降、Black Anthraciteが6月2日以降順次。
シリーズ最大口径のドライバーと新しいハウジング設計を採用した完全ワイヤレスイヤホン。
立体感のあるサウンドを目指し設計・制作された完全ワイヤレスイヤホンで、フルレンジドライバーの口径を9.2mmに拡大。2021年7月に発売した「Beoplay EQ」(ドライバーの口径6.8mm)と比較して35%大きくした。全音域をバランスよくクリアに鳴らし、音の解像度を向上させたオーディオ体験を実現したとする。
周囲の環境に応じてノイズ低減レベルを調整するアダプティブANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)や、汗や水にも強いIP57に準拠した防塵・防滴性能も備えており、屋外での使用やスポーツにも適している。
また、ドライバー部分にスペースを設けた関係で、ほかのコンポーネントの位置を最適化するため、新たにステム形状を採り入れた。デザインはB&Oの特徴であるアルミニウムをイヤーピースのリングに施し、外側の操作部分にはガラスを採用した。本体のサイズは従来モデルのイヤホンよりも小型化している。
充電ケースは、アルマイト仕上げのアルミニウムを使用。鞄、ポケットに入れても傷がつきにくく、軽量だ。このほか本体での再生・停止、ANCの切り替えに加えて、曲送り・戻しの操作性も向上している。
本体サイズはW22.5×D22.7×H34.8mmで、重さは左右ともに6g。ケースサイズはW66.2×D48.2×H28mm。再生周波数帯域は20~22,000Hz。接続はBluetooth 5.2で、SBC、AAC、aptX Adaptiveコーデックをサポートする。全方位性のマイクが6個内蔵されている。
再生時間は、ANCオンで6時間、オフ時で8時間。充電ケースとの併用でANCオン時が最大約20時間、オフ時が約28時間。充電ケース収納時は1.5時間で満充電になる。充電ケースはUSB Type-Cポートを備えるが、Qi充電もサポート。2時間の充電で満充電になる。イヤホン容量(左右)は80mAh、充電ケース容量は380mAh。
公式アプリケーションを使うと、イコライザーを使った音質のカスタマイズや、ANC・透過性・ニュートラルのレベル段階を選択できる。2つのデバイスを同時接続し、スムーズに切り替えられるマルチポイント接続にも対応。
Qi対応充電ケース、Earbuds(イヤホン左右)、充電用USB Type-A – USB Type-Cケーブル(0.5m)、シリコンイヤーチップ(XS、S、L※本体にMサイズ装着済み)、コンプライフォームイヤーチップ(M)、クイックスタートガイドが付属する。