ケンコー・トキナーは3月11日、同社が取り扱う一眼レフ/ミラーレス用交換レンズや三脚など、カメラ関連製品の価格改定を発表した。

価格改定の背景としては、部材調達を含めた製造コストの上昇と輸入価格の高騰により、現行の価格体系の維持が困難になったためと説明している。対象となるのは、ツァイス、トキナー、ケンコー、スリックの4ブランド132製品。

  • 値上げが予定されている製品のひとつ、単焦点レンズ「ZEISS Batis 2/40」

    値上げが予定されている製品のひとつ、単焦点レンズ「ZEISS Batis 2/40」

ツァイス製品の価格改定は4月6日に実施。ミラーレス用単焦点レンズ「ZEISS Batis 2/40」の場合、151,000円から173,000円に約14.6%値上げされる。

ケンコー/トキナーブランドの価格改定は4月8日に実施。一眼レフ用ズームレンズ「atx-i 11-16mm F2.8 CF」の場合、56,000円から68,000円に約21.4%値上げされる。

スリック製品の価格改定は4月15日、22日、29日の3段階に分けて実施されるため、製品によって駆け込みのタイムリミットが異なる点に注意。プロユースの大型三脚「ザ プロフェッショナル NS」の場合、115,000円から130,000円に約13%値上げされる。