バイナンスのチャンポン・ジャオCEO(通称CZ)は、同社がイーロン・マスク氏によるツイッター買収への5億ドルの支援を約束していたが、実際にそれを実行したと語っている。

マスク氏は10月27日、ツイッターの新オーナーとなると同時にCEOをはじめとする上級幹部を解任したとの報道も出ている。

バイナンスは2022年5月に、仮想通貨投資会社のセコイアキャピタルファンド、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニーなどを含む18の投資家とともに、ツイッターに共同投資することを表明していた。

バイナンスの創業者は10月28日、マスク氏がツイッターの所有権を確定させたことで、同社が実際に資金を投入したことを明らかにしている。CZのツイッターによれば、同社が2日前に5億ドルの資金を送金したとしている。

スレッドでの質問にコメントしたCZは、自分自身は送金には関与していないと述べ、ブロックチェーンや仮想通貨によるものではなく、従来の銀行を通じて処理されたと思っていると冗談っぽく返答している。

バイナンスのツイッターへの出資額は5億ドルで、買収への貢献度では第4位となった。ローレンス・J・エリソン・リボカブル・トラストは10億ドルを投資し、マスク氏主導のツイッター買収に最も貢献した人物となった。ローレンス(ラリー)・エリソン氏はオラクル共同創業者として知られる。

コインテレグラフはバイナンスに連絡を取り、ツイッターへの投資の詳細、総株式保有量、その他潜在的なパートナーシップを確認した。