著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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当社取扱い銘柄のRSIは50を下回る

5/22 RSI(14日間)ランキング

上表は、5/23 午前7時に算出した当社取扱銘柄のRSIランキングである。

RSI(Relative Strength Index:相対力指数)は相場の加熱感を示す指標の一つであり、一般に、50を基準として100に近づくほど市場参加者の買いが強く、0に近づけば売りが強いとされる。

ランキングをみると、全銘柄でRSIが50を下回っており、暗号資産市場は売り優勢と伺えるだろう。また、RSIは30が売られ過ぎとの分水嶺とされるが、15銘柄中4銘柄が下回っており、最下位のOMGは25未満である。

5月のリスク資産の相場展開は、主に米国のインフレ対策を目的とした引き締めへの警戒感から、4月の軟調な流れを続けている。さらに、暗号資産市場では5/7のテラ(LUNA)のディペッグもあり、一段安となっている。

一方で、5/23の米国株式市場では、8週続落していたダウ平均株価が2%近く反発して引けるなど、リスク資産は短期的な反発局面となっているようだ。

暗号資産市場でも、5/21にはECB総裁が「何の価値もない」と述べる悪材料があったが、大きな急落には繋がらず、下値は限られていたようだ。

今回の反発が、一時的なものである可能性はあるにせよ、一旦の悪材料の出尽くし感から、暗号資産市場が上昇に転じる可能性は念頭に入れておいたほうが良いだろう。

その中でもRSIが低位の銘柄は、何らかの買われない理由もありうるが、「出遅れ銘柄」として、相場全体が上昇に転じた局面ではランキング上位の銘柄を上回るパフォーマンスを示すような、上昇余地があるともいえるため、注目しておきたいところだ。

今回は、出遅れ銘柄の可能性のあるOMGについて、次の展開を想定してみる。

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