Arrow Lakeに”K”無しの下位モデルが追加
IntelのCPU「Core Ultra 5」シリーズに、新製品が3モデル追加された。”Arrow Lake”ことCore Ultraには、すでに「K」付きのOC対応モデル5種類が発売されていたが、今回登場したのはOC非対応の製品。TDPは125Wから65Wに下がっており、CPUクーラーが付属する。スペックや価格は以下の通りだ。
製品 | コア数 | クロック | GPU | 価格 |
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Core Ultra 5 235 | P6+E8 | 3.4/5.0GHz | 有 | 52,000円前後 |
Core Ultra 5 225 | P6+E4 | 3.3/4.9GHz | 有 | 49,000円前後 |
Core Ultra 5 225F | P6+E4 | 3.3/4.9GHz | 無 | 47,000円前後 |
TDPが低くて使いやすいのは魅力ではあるが、上位モデルの245KFが現状、47,000円前後まで値下げされていることを考えると、コスパ的にちょっと買いにくい。B860チップセット搭載マザーボードとの価格バランスからしても、もう少し値段がこなれてくれば、選びやすくなるのではないだろうか。
ROG StrixブランドからX870E搭載モデル
ASUSの「ROG Strix X870E-E Gaming WIFI」は、AMD X870Eチップセットを搭載するゲーミングマザーボードだ。電源回路は18(110A)+2(110A)+2(80A)フェーズと非常に強力。基板上にはM.2スロット×5を搭載し、バックパネルにはUSB4(40Gbps)×2や最大30WのPD3.0に対応するUSBタイプCを備えるなど、拡張性にも優れる。価格は82,500円前後。
3万円で買えるホワイト系のZ890マザー
BIOSTARの「Z890A-SILVER」は、製品名の通り、シルバーカラーのヒートシンクを備えたIntel Z890チップセット搭載マザーボード。基板もホワイト系で揃え、白いケースに合わせやすいだろう。そのほか、M.2スロット×4やRealtek 2.5GbEなどを搭載。価格は30,000円前後と、白いZ890マザーとしてはかなり安価なのも魅力だ。
Steel LegendのB850マザーにmicroATX版
ASRockの「B850M Steel Legend WiFi」は、AMD B850チップセットを搭載するmicroATXマザーボードだ。すでに発売済みのATX版と同様に、ホワイトカラーを採用。1000μFの20KブラックコンデンサやDr.MOSの電源回路など、Steel Legendらしい堅牢性を備え、microATXの定番モデルとなりそうだ。価格は38,000円前後。
3.5インチHDDに初の26TBモデルが登場
Western Digitalのデータセンター向け3.5インチHDD「Ultrastar DC」シリーズに、新モデル「HC590」が登場した。市販CMR HDDにおいて、世界で初めて11ディスクを搭載。最大26TBという大容量を実現した。店頭で26TB HDDが発売されたのは、これが初めて。パソコン工房での価格は、26TBモデル(WUH722626ALE6L4)が129,800円だ。
スライド式レールを備えたミドルタワー
Corsairの「Frame 4000D」は、冷却性能に優れるミドルタワーケースだ。フロントは、3D Yパターンの通気孔を備え、エアフローの抵抗を低減。レールをスライドさせることで、12/14cmファンを柔軟なレイアウトで設置できる「InfiniRail」システムも搭載した。付属ファンの違いで3モデルがあり、ツクモでの価格は15,280円~18,280円。
be quiet!のピラーレスケースにE-ATX版
be quiet!の「Light Base 900」は、長いLEDストリップが特徴的なピラーレスケースだ。この「900」は、先日発売された「600」の大型バージョンで、E-ATXマザーボードまで対応。通常/倒立/横置きという、3つのレイアウトが可能な自由度の高さは同じだ。価格は、ファン無しの「DX」が33,000円前後、ARGBファン付きの「FX」が40,000円前後。
RAID機能搭載の外付けM.2 SSDケース
センチュリーの「裸族のRAIDベース USB20G」(CRBM2NU20G)は、ハードウェアRAID機能を搭載した外付けM.2 SSDケース。2枚のM.2 SSDを格納することができて、RAIDはストライピング/ミラーリングに対応する。PCとの接続は、高速なUSB3.2(Gen2×2)。SSDは工具不要で、簡単に取り付けることが可能だ。価格は23,000円前後。