米AMDは3月6日(現地時間)、映像出力におけるオープン規格「FreeSync」規格をアップデートすると明らかにした。Radeonのコミュニティブログが更新されている。

  • AMD「FreeSync」規格がアップグレード – フルHDモニターは“144Hz”駆動が標準に

FreeSyncは、2015年に発表されて以来数多くのモニター製品に採用されている標準規格。いまでは多くのモニターに採用されていることを受けて、競合するNVIDIA GeForceでも同規格に準拠するG-SYNC Compatibleが展開されている。

初出時からモニター自体の性能に加えてGPUの性能向上が続いてきているとし、今回FreeSync規格をアップグレードするという内容。これによると、モニターとテレビにおいてはフルHD解像度では最小144Hz駆動が認証品に要求されるようになり、より滑らかな画面表示をエントリー向け製品にも広げていく考えのようだ。

ちなみにここいくつかのバージョンで命名規則が煩雑になりつつあったことを受けて、「FreeSync」「FreeSync Premium」「FreeSync Premium Pro」へと整理されている。HDR規格含めて、ハイエンドなモデルでは「FreeSync Premium Pro」認証の取得がチェックポイントになりそうだ。