X(旧Twitter)のタイムライン上から、いいねやリポスト数が非表示にされるようだ。同サービスのオーナーであるイーロン・マスク(Elon Musk)氏が方針を明かした。ネットでは「で課金で可視化と」「インプレゾンビ対策のが先」などと注目が集まっている。

この方針は、とあるユーザーの投稿にマスク氏が反応する形で明らかとなった。とあるユーザーが3月7日に「Xはタイムラインから『いいね』や『リポスト』数を削除することを検討しています。投稿をタップすると、それらは表示されます」と真偽不明の投稿をした。

マスク氏は、この投稿に対して、「それは間違いなく起こっています。他の指標として、表示回数だけがタイムラインに表示されます」と返答し、Xのタイムライン上から、いいねやリポスト数を非表示にする方針であることを認めた。

また、別のユーザーの投稿に反応する形で、いいねやリポスト数が非表示になった後のタイムラインの見た目や、操作についても言及している。マスク氏によると、タイムライン上の投稿は右上に投稿時間と、表示回数だけが表示され、下部には何も表示されないとのこと。また操作については、投稿を右にスワイプして返信、左にスワイプしていいねが付けられ、タップ&ホールドで他のアクションを実行できるようになるという。

マスク氏は、これらの仕様変更について「この1年間、どうしてもやりたかったんだ」とコメントしている。

なお、記事掲載時点では、タイムライン上からいいねやリポスト数を非表示する時期などは明らかとなっていない。

ネット上では「どんどんXが使いづらくなっていく…」「インプレゾンビ対策のが先だろw」「何か裏がありそう」「で課金で可視化と」「いやー、また改悪入るのか…」「なんか嫌な予感しかしない」などの声が寄せられた。