東京駅隣接のKITTEアナトリウムにポップアップストアオープン
デル・テクノロジーズは2024年2月21日、KITTE 1Fアトリウムに期間限定でオープンするポップアップ ストア「WELCOME TO THE ZONE]」を2月22日~3月7日まで開催します(注:2月27日は招待者のみ)。前日のプレスイベントに行ってきました。
冒頭、コンシューマー&ビジネス マーケティング統括本部 本部長の横塚 知子氏が挨拶。Dellにはアンバサダープログラムがあり、昨年の「デル アンバサダー大感謝祭 2023」ではほぼすべてのコンシューマー製品が並べることができ、アンバサダーからも好評であったと紹介。これを一般の方にも体験してもらえる場として、今回のポップアップストアの開催につなげたと説明しました。個人的に、かなりこの話には共感できます。
というのも、私も「デル アンバサダー大感謝祭 2023」には取材で参加しており、記事も書かせていただいております。展示がかなり充実していたこともあり、ぜひ一般客が触れられる場としても機能すれば、というのは感じていたところでした。
今回のポップアップストアでは大感謝祭ほどの台数はなかったものの、コンシューマーラインのInsporon/XPS/Alienwareだけでなく、法人向けのPrecisionや個人ユーザーではなかなか実物を見ることのできないバッグ類も展示されており、これだけでも興味深いでしす。ビジネスマンがフラっと立ち寄れるKITTEという立地も考慮しているのかもしれません。
ちなみに「WELCOME TO THE ZONE」という名前には、人が超集中する「ゾーン」に入って活動することをDellのテクノロジーでサポートして生産性を上げる、という意味が込められているとのこと。
今回発表された最新XPSノートPCは、Meteor LakeことCore Ultraを搭載している点が目玉の製品。Core Ultra搭載パソコンのインテルのマーケティングメッセージが「AI Everywhere」ということもあり、今回はキービジュアルに映る人物にも生成AIを活用したとのこと。会場の上に大きなバナーが懸架されており、両面で男女のキービジュアルが入っています。
横塚氏は4月からの新生活の準備をしていると思うので、集中してゾーンに入るために最適なテクノロジーを搭載した1台を選んで欲しいと語りました。
XPSは15インチを廃止して14/16インチモデルへと拡大。Dell初のCopilotキー搭載
CES2024でお披露目されていた、Core Ultra搭載のXPSは、13Plus/14/16の3つのサイズで販売を本日から開始します。いずれもアルミニウム削り出し&ビーズブラストによる美しい外装に加え、内装と外装のカラーリングを統一したミニマルデザイン。
製品説明を行ったフォンタナ海氏によると、プレミアムノートパソコンの分野では13インチが継続的に35%程度の需要があるのに対し、2018年には54.1%と過半数を占めていた15インチ製品は2023年には38.9%と縮小。その分14/16インチが伸びているため、このような製品展開へと刷新したとのこと。
ガラス製パームレストと一体化したタッチパッドはハプティックフィードバック付き。XPSならではの豪華素材と先進テクノロジーが満載された製品となっています。
Core UltraはGPU性能もかなり高いのですが、14インチモデルと16インチモデルはNVIDIA RTX GPU搭載モデル(14は4050、16は4050/4060/4070がオプション)も用意されており、クリエイターも販売ターゲットとして想定されています。
XPS14は最大47Wの持続パフォーマンスで設計されているのに対し、XPS16は最大80Wの持続パフォーマンスで設計されているため、Core Ultra 9プロセッサやRTX 4070にも対応。XPS 14/16は4TBストレージオプションも用意されており、XPS史上最高のパフォーマンスマシンを謳い、パワフルさが光ります。
昨年発売されたCore UltraのInspiron 13/16にはなかった、CopilotキーもDellパソコンとして初搭載しています(参考記事)。ちなみに場所は右Ctrlキーの場所。本来は右Menuキーですが、変換・変換キー等が増えている日本語キーボードではノートパソコンの場合右Menuキーが省略されていることが多く、DellのパソコンでもFn+右CtrlキーがMenuキーとしてアサインされていました。
Dell XPS アンバサダーの渋谷凪咲さんが登場。ZONEチャレンジも
発表会にはゲストとして、Dell XPS アンバサダーの渋谷凪咲さんが登壇しました。新しいXPSはさらに薄く軽くなったところが高評価ポイントのようで、見た目がいいだけでなく、中身もいいとコメント。
今回のポップアップストアでは中央にゲームのチャレンジコーナーが用意されており、シミュレーター系ソフトの「Assetto Corsa」で富士スピードウェイを走行。渋谷さんはさすがにスムーズな走行とはいかなかったものの、「ランオフエリアのゴツゴツさが伝わってくる」とコメントしていました。
会期中は6分間の走行でベストラップを競うチャレンジ体験が予定されており、TOP10にはプレゼント贈呈とのこと。ちなみに、去年レノボがF1日本グランプリに合わせて行ったイベントでも同様の企画がありました(参考記事)が、このイベントでは鈴鹿サーキットのコースレコードクラスのタイムを出さないとダメだったので、Dellのイベントも好タイムが出るでしょう。