TourBox Techは1月18日、片手で使えるクリエイティブコントローラーのエントリーモデルとして、13,413円の「TourBox Lite」を日本市場で世界初公開。同社公式サイトで販売開始した。キャリーケースが付属するモデルも選べ、価格は15,413円。

  • TourBox Lite

複数のボタンやダイヤルを備え、各ボタンにショートカットキーやマクロ機能などを割り当てて直感的に操作できる“片手デバイス”「TourBox」シリーズの最新機種。USB Type-Cの有線接続に対応している。

さまざまなクリエイティブの初心者や学生のほか、まだ片手デバイスを使ったことがない人がターゲット。従来機種からカスタマイズ性能の高さとソフトウェア互換性の広さを継承しつつ、TourBox Liteの各ボタンに好みのキーボードショートカット、ビルトイン機能、マクロコマンド、TourMenuを割り当てて自分に最適なプリセットを作成できるとする。

  • 画像編集ソフトで使うイメージ

本体は、従来機種よりもシンプルなデザインを採用。ユーザーの手に沿う曲面デザインを採用し、製品の高さも調整したという。6つのボタンと2つの回転ボタンを搭載し、ボタンを押す、回す、ダブルクリックといった操作のほか、各操作の組み合わせによってさまざまな機能を実行できるようにしている。

ソフトウェア面では、PhotoshopやLightroomといった画像編集ソフト、Clip Studio Paintなどのペイントソフト、Premiere ProやFinal Cut Proをはじめとする動画編集ソフトに対応。ChromeなどのWebブラウザや、YouTube、Spotifyといった各種ストリーミングサービスの操作にも使える。

エントリーモデルながら最新の「TourBox Console 5」に対応することで、豊富な操作方式とユーザーフレンドリーなインタフェースで「ユーザーに今までにない直感的な操作体験を提供する」としている。本体サイズは111×106×39mm、重さは329g。USB Type-C to Cケーブルと、USB Standard Aに変換するアダプターなどを同梱する。

  • 音楽制作ソフトで活用するイメージ