Activision Blizzardは1月17日(現地時間)、展開中のFPSゲーム『Call of Duty: Modern Warfare III』にAMD FSR 3を搭載するアップデートを配信した。これまで搭載されていたAMD FSR 2.1から機能強化が図られている。
『Call of Duty: Modern Warfare III』でAMD FSR 3を利用できるようになるという内容。これまでもAMD FSR 2.1が搭載されていて性能改善に役立てられてきたが、今回最新バージョンであるAMD FSR 3への対応が図られた形。新しくフレーム生成機能を備えている点が特徴で、GPUに余力があれば大幅な性能向上を実現可能だ。
なお、『Call of Duty: Modern Warfare III』ではAMD FSRのほか、Intel XeSSやNVIDIA DLSS 3も利用可能。Intel Arc環境ならフレーム生成目的でAMD FSR 3を有効化することでパフォーマンスを引き上げられるかもしれないが、NVIDIA GeForce環境ならDLSS 3を適用したほうがいいだろう。
また、ゲーム側で対応するFSR 3とは異なり、AMDはドライバ側で実行してパフォーマンスを引き上げるAFMF(AMD Fluid Motion Frame)機能を準備中。HYPE-RX機能に統合して1月24日のリリースを予定しており、このタイミングでプレビュー版から正式版のドライバで利用できるようになる見込みだ。