ソニーのハイレゾ対応ポータブル・ワイヤレススピーカー「h.ear go」がリニューアル。新モデルの「h.ear go 2」(SRS-HG10)は、好評のデザインをそのままに、一段と音質がグレードアップしました。発売予定日は5月12日。価格はオープン、25,000円前後の推定市場価格(税別)です。
カラバリは現行h.earシリーズのヘッドホン・イヤホンに合わせた5種類。グレイッシュブラック、ホライズングリーン、トワイライトレッド、ムーンリトブルー、ペールゴールドがそろいます。ムーンリットブルーはXperia XZ1にもトーンを合わせました。
現行機種「SRS-HG1」と本体デザインはほぼ変わらずですが、中味のサウンドが大幅に進化していました。新設計のスピーカーユニットは、振動板のセンターキャップをボイスコイルボビンにダイレクトに接着して、中高域をクリアにブラッシュアップしています。ボイスコイルの直径も拡大して音の量感も高めています。
電気回路のコンデンサーには、ウォークマンの高級機「Signature」シリーズと同等のものを使っています。スピーカー底面の樹脂板を内部の金属シャーシとビスでダイレクトに止めて、さらにビスの中心をゴム足の中心とずらすことで、不要な共鳴を防ぐ構造としています。その効果はますますクリアな音に表れるとのこと。
本機はBluetoothオーディオコーデック(LDAC、AAC、SBC)でスマホやタブレットにつないで楽しめるだけでなく、Wi-Fiネットワークにつないで配信系音楽コンテンツやインターネットラジオのリスニングも楽しめます。また、Chromecast built-in機能を搭載しているので、Google Homeスピーカーを使って音声で検索、再生をリクエストした音楽を本機にワイヤレスで飛ばしてよりいい音で聴くといった使い方にも対応します。
CDリッピング、またはMP3など圧縮音源をハイレゾ相当のクオリティにアップコンバートしながら楽しめる機能「DSEE HX」や、ソニーのハイレゾ対応フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。低音再生を強化するEXTRA BASS、ソニーがおすすめする高品位なサウンドにシングルクリックで切り替わる「ClearAudio+」も従来モデル同様に搭載されています。ピュアな音楽再生だけでなく、スマホで楽しむ動画配信、ゲームのサウンドもこれ1台が手元にあればいつもいい音で楽しめそうです。
ソニーでは、h.ear go 2(SRS-HG10)のほか、「EXTRA BASS」シリーズの「SRS-XB41/31/21」、スマートスピーカー「LF-S50G」、サウンドバー、ホームシアターの現行機種を対象とした「ソニーのスピーカーでもっと音楽を楽しもうキャンペーン」を実施します。キャンペーン期間中(2018年5月10日~7月31日)、対象製品を購入して手続きすると、音楽配信「Deezer HiFi」「うたパス」が最大3カ月間、無料で使えるキャンペーンとなるそうです。この機会をぜひ活用してみてはいかがでしょうか。