Dynabookは11月21日、教育現場向けの新製品として、堅牢性と使いやすさを追求した10.1型液晶のデタッチャブルChromebook「Dynabook Chromebook C70」を発表した。12月上旬に発売する。価格はオープンで、構成などにより異なる。

  • Dynabook Chromebook C70

    Dynabook Chromebook C70。ChromeOSを搭載したChromebookで、キーボードドックが付属する

「Dynabook Chromebook C70」は10.1型WXGAタッチ液晶を搭載したChromebook。画面を付属キーボードドックから取り外し、コンパクトサイズの10.1型タブレットとしても使用できる。「GIGAスクール構想」における学習者用コンピュータの標準仕様に準拠。タブレット部は約563g(LTEモデルは約575g)と軽く、児童・生徒の持ち運び負担の軽減を図る。

  • 本体外観

    本体外観

自立型デザインによる省スペース性を実現し、インタフェースはタブレット側に集約して使いやすさを向上。筐体外周に滑りにくい「熱可塑性ポリウレタン」を採用し、持ち運び時の落下リスクを低減したほか、衝撃を吸収する丸みを帯びたコーナー設計で耐久性も高めた。

  • インタフェースはタブレット側に集約

    インタフェースはタブレット側に集約

キーが外れにくい突起付きキーキャップを採用したキーボードを搭載し、MIL規格準拠の過酷な耐久テスト(実施予定)を通じて堅牢性を追求。また、専用の充電式USIアクティブ静電ペンが付属し、ペンの収納と充電が可能なペン収納スロットを装備した。

  • ペンの収納・充電が可能なペン収納スロットを装備

    ペンの収納・充電が可能なペン収納スロットを装備

CPUはMediaTek Kompanio 520、メモリは4GB/8GB(選択可)、ストレージは32GB/64GB(選択可)、ディスプレイはタッチパネル付き 10.1型 WXGA TFTカラーLED液晶(1,280×800ドット)。バッテリー駆動時間は約15時間。重さはタブレットが約563g(LTE対応モデル約575g)、キーボードドック接続時(Pen含まず)は約1,092g(LTE対応モデル1,104g)。

インタフェースはUSB3.2(Gen1)Type-A×1、USB3.2(Gen1)Type-C×2(PD対応、外部ディスプレイ出力対応)、マイク入力/ヘッドホン出力端子×1、microSDカードリーダーなど。Webカメラはフロント約200万画素、リア約500万画素。無線LANはWi-Fi6(IEEE802.11ax)2.4Gbps+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠。