Core Ultra向けのクリエイター用マザー
ASUSの「ProArt Z890-CREATOR WIFI」は、クリエイター向けのIntel Z890チップセット搭載マザーボードだ。最大120GbpsのThunderbolt 5をデュアル搭載。DisplayPort入力端子からの映像を、Thunderbolt 5経由で出力することができる。10GbEと2.5GbEという、強力なデュアル有線LANも備えた。価格は90,000円前後。
また、AMD X870チップセットを搭載するMini-ITXマザーボード「ROG Strix X870-I Gaming WIFI」も発売された。小型ながら、10(110A)+2(110A)+1という強力な電源回路を搭載。DACを内蔵する外部デバイス「ROG Strix Hive II」や、SATAポート/USBヘッダを増設できるアドオンカード「ROG FPS-II」など、付属品も豪華だ。価格は70,000円前後。
約20万円というAI学習向け超弩級マザー
GIGABYTEの「Z890 Aorus Xtreme AI TOP」は、AI学習に最適というIntel Z890チップセット搭載E-ATXマザーボードだ。2連のPCIe 5.0スロットによるマルチGPU構成に対応。デュアルThunderbolt 5や、デュアル10GbEなど、インタフェースも強力だ。ファンでメモリを冷却する「DDR Wind Blade Xtreme」などが付属する。価格は200,000円前後。
また「X870I Aorus PRO ICE」は、AMD X870チップセットを搭載するMini-ITXマザーボードだ。カラーは、基板、クーラー、コネクタなどをホワイトで統一。Ryzen 9000に対応するMini-ITXモデルとして、貴重な選択肢になるだろう。インタフェースは、USB4タイプC(DP-Alt対応)や、2.5GbEを搭載する。価格は60,000円前後。
HDMIの4画面出力が可能なArc 310カード
玄人志向の「AR-A310-E4GB/4HDMI」は、HDMI出力を4ポートも備えたArc 310グラフィックスカード。エントリー向けGPUのため、高負荷のゲームなどには向かないものの、マルチディスプレイ環境を構築したいときに便利だろう。カードは1スロット厚、長さ145mmと、コンパクトで使いやすい。価格は19,000円前後。
ベアリングの”推し”が強いケースファン
DeepCoolの「FT」は、中央の軸部分が透明になっていて、内部のベアリングが見えるという、ちょっと変わったデザインのケースファン。ベアリングの後ろには、オンオフ可能な白色LEDも搭載されている。価格は、12cm版が3,800円前後、14cm版が4,200円前後。厚さ15mmの「FT Slim」もあり、こちらは9cm版が2,400円前後、12cm版が2,800円前後だ。
連結されたパネルを組み立てるケース
IN WINから、ユニークなMini-ITXケースが2モデル発売された。まず「POC ONE」は、折り畳まれた状態から、パネルを広げ、ネジ留めして作るというもの。各パネルは連結済みなので、組み立ては簡単だ。製品パッケージがコンパクトなため、店頭で購入して持ち帰るのにも便利だろう。カラーはブラックとシルバーで、ツクモでの価格は39,980円。
また「ModFree Mini」は、モジュラー構造を採用した「ModFree」の小型版。構成(Mod-II/III)とデザイン(Timber/Mesh Up)がそれぞれ2種類ずつ用意され、その組み合わせで4モデルから選ぶことができる。ツクモでの価格は、木製パネルのTimberが32,980円と35,780円、メッシュパネルのMesh Upが13,680円と14,580円となる。
ピンクも選べる安価なピラーレスケース
Cougarの「FV150 RGB」は、ピラーレス仕様のミドルタワーケースだ。デュアルチャンバー設計を採用しており、電源やケーブルなどを裏側に隠すことができる。カラーは、ブラックとホワイトに加え、ピンクまで用意。パソコンSHOPアークでの価格は12,980円~13,970円と、ARGBファンが4個付属しながら、安価なのも特徴と言える。