Ryzen 9000に待望の3D V-Cacheモデル
AMDの「Ryzen 7 9800X3D」は、「3D V-Cache」技術により、96MBという大容量L3キャッシュを搭載したゲーミング向けのCPUだ。同技術を搭載する”X3D”モデルは、Zen 4の旧世代では発売されていたが、Zen 5の9000シリーズでは、これが初めて。待っていた人も多かったようで、秋葉原では即完売となっていた。価格は 87,000円前後。
今回登場した9800X3Dは、8コア/16スレッドのモデル。TDPは120Wと、「Ryzen 7 9700X」の65Wから大きく上がっており、CPUの冷却はしっかり対応したいところだが、高いゲーミング性能を発揮するという。いつものように大原氏のベンチマーク記事が掲載されているので、詳しくはそちらを参照して欲しい。
【レビュー】Ryzen 7 9800X3Dを試す – ゲーミングCPUの本命か? 第2世代3D V-Cacheの威力を徹底検証
https://news.mynavi.jp/article/20241106-3059704/
GIGABYTEからAI向けを謳う重装備マザー
GIGABYTEから、AIの学習に最適というマザーボード「AI TOP」シリーズが登場、2モデルが発売された。どちらもE-ATXの大型モデルで、マルチGPUに対応、デュアル10GbEを備えるなど、ハイエンド仕様だ。価格は、AMD Ryzen向けの「X870E Aorus Xtreme AI TOP」が178,000円前後、Intel Core Ultra向けの「Z890 AI TOP」が120,000円前後。
タイプCコネクタで連結するARGBファン
IN WINの「Lynx」は、連結型のARGBファン。側面にタイプCコネクタを搭載しており、ファン同士をケーブルレスで簡単に接続できる。ファンは、ブレードと外周のリングを一体成型するタービンブレード設計により、高い静音性を実現した。製品は3個セットになっており、価格は12cmの「LN120」が7,000円前後、14cmの「LN140」が7,500円前後。
好きなファンを自由に選べる簡易水冷
Lian Liのオールインワン水冷CPUクーラー「HydorShift」に、ファンが付属しないモデル「360N」が登場した。別途必要になるものの、好きなファンを自由に選びたい場合に便利だろう。水冷ブロックには、2.88インチ液晶を搭載。チューブがラジエータ側面に沿っており、スッキリした外観を実現している。オリオスペックでの価格は29,979円。
大型ながら安価なM.2 SSDヒートシンク
ID-COOLINGの「ZERO-M15」は、M.2 SSD用の大型ヒートシンク。高さが30mmもあり、グラフィックスカード等との干渉には注意が必要だが、純銅製ヒートパイプにより、高い冷却性能を実現している。上面カバーは鏡面仕上げが施されており、ライトアップPCやホワイト系マザーボードなどにも似合う。価格は2,000円前後と安い。
なんとファンレスで850WのPlatinum電源
Cooler Masterの「X Silent」は、静音性に優れる80 PLUS Platinum電源だ。850Wでファンレンスの「同 Edge Platinum 850」と、超静音「Mobius」ファンを搭載した1300Wの「同 MAX Platinum 1300」の2モデルを用意。Infineon製の産業用グレードICチップを採用し、15年の長期保証が付属する。価格はそれぞれ、77,000円前後と66,000円前後。
AntecのピラーレスケースにARGBモデル
Antecの「CX700 ARGB」は、ARGBファンを3個標準搭載するピラーレス仕様のミドルタワーケースだ。従来モデル「CX700 RGB Elite」からは、付属ファンを変更。ファンの数は6個から3個に減ったものの、マザーボード側からライティング制御ができるようになった。カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は12,500円前後。
八角柱型のミニタワーにさらなる新色
Thermaltakeの「The Tower 300」に、新色が追加された。これは、ショーケース風の八角柱デザインを採用したmicroATXケースだ。新たに登場したのは、ピーチファズ、マッチャプラム、ライムストーン、グラベルサンドの4モデル(前2つはAmazon専売)。これで既存の8色に加え、合計で12色ものカラーバリエーションが揃った。価格は24,500円前後。