俳優の高橋文哉が主演を務める、映画『あの人が消えた』(9月20日公開)に俳優の中村倫也が出演していることが、20日に明らかになった。
2023年に放送されたドラマ『ブラッシュアップライフ』で国内外問わず名だたる賞を受賞した水野格氏が、完全オリジナル脚本で挑んだミステリー・エンターテインメント映画。「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションに出入りする配達員の青年・丸子(高橋)は、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまい、その日を境に思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく。
映画『あの人が消えた』201号室の住人・巻坂を中村倫也が演じる
きょう20日から全国公開となった同作だが、予告編解禁時より素顔も詳細な役柄もすべてが謎に包まれていた201号室の住人・巻坂を中村倫也が演じていることが明らかに。
水野格監督は巻坂について「実は最初に生まれたのは巻坂かもしれません。僕が当時住んでいたマンションに、何度張り紙等で注意されても絶対にゴミを分別しない人がいたんですよ。ある時ふと『何か理由があるのでは? ゴミに紛れさせて何かを捨てているのかもしれない』と感じた実体験から生まれたキャラクターです」と彼の誕生秘話および、役柄のヒントとなる説明をしている。
【編集部MEMO】
映画『あの人が消えた』あらすじ
「次々と人が消える」と噂される、いわくつきのマンション。配達員の青年・丸子(高橋文哉)は毎日のようにマンションに出入りするなかで、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまう。会社の先輩で小説家志望の荒川(田中圭)にも打ち明け、意見を仰ぎながら住人の正体を探ろうとするが、やがて二人は思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく。
(C)2024「あの人が消えた」製作委員会