俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める、映画『ゴールデンカムイ』(公開中)のアクション練習映像が15日、公開された。
今回、本作の主人公・杉元佐一を演じる山崎のアクション練習映像が公開された。杉元は日露戦争でめざましい武功をあげ、その闘いぶりから“不死身の杉元”と呼ばれる元軍人というキャラクター。元々『キングダム』シリーズ、『今際の国のアリス』シリーズなど、アクションに定評のある山崎だったが、今作では元軍人の杉元を演じるに当たり、約10kg体重を増量した。
さらには、真冬の川に飛び込むシーンや深夜の氷点下の中、馬そりに引きずられるシーンをスタントなしの体当たりで演じ、山崎本人も舞台挨拶で「やれることは全部やりました!」と言い切るほど。SNSでは「山崎賢人じゃなくて杉元佐一だった」「肉体もたたずまいも杉元」「実写の杉元を観てより杉元が好きになった」と絶賛の声が多数あがっているという。
そんな努力が垣間見える映像では、山崎が空手や日本の武道に基づいた動きや軍事練習にも励み、インタビューでは「模擬銃を買って、家でも銃を手に馴染ませるようにした」と語っていた練習シーンを収めている。さらには、馬そり上での二階堂(柳俊太郎 ※柳の真ん中は夕)との激しいアクションシーンなど、練習ながらも手に汗握る超貴重な映像に。本作や『キングダム』シリーズ、『今際の国のアリス』シリーズと幾度となく山崎とタッグを組んできた下村勇二アクション監督自らが編集を担当した。
そんな山崎をはじめとした各キャスト陣のアクションを存分に堪能できる4DXが16日より上映される。壮絶な二〇三高地をよりリアルに、ヒグマやエゾオオカミなど動物たちの強さをより近くに、大迫力のアクションシーンも座席の揺れで最大級に体感できる映像となっている。
【編集部MEMO】
映画『ゴールデンカムイ』は野田サトル氏による同名コミックの実写化作。明治末期を舞台に、主人公の元陸軍兵・杉元佐一(山崎賢人)が、アイヌの少女・アシリパ(山田杏奈 ※「リ」は小文字が正式表記)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて北海道を旅するサバイバル・バトルアクションとなる。
(C)野田サトル/集英社 (C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会