米AMDは8月31日(現地時間)、同社グラフィックス製品向けの最新ドライバアップデートト「Software Adrenalin 23.8.2」の提供を開始した。サポートページのほか、Software Adrenalinからもダウンロードして適用できる。
同社が開発の独占的パートナーシップとして参加している『Starfield』への最適化が図られ、Radeon RX 7900 XTXでは最大16%の性能向上を見込むという最新ドライバ。なお、このバージョンのドライバでStarfieldをプレイした際、特定のウルトラワイドモニターで動的解像度を75~78%に設定するとドライバーがタイムアウトしたり、描画が破損する不具合があるという。すでに開発者と協力して解決に向けて取り組んでいるとしており、一時的な回避策として動的解像度の設定を見直すよう呼び掛けている。
『Baldur’s Gate 3』をDX11でプレイした時の偶発的なクラッシュについても対処されている。既存の不具合は下記の通り。
- パフォーマンスメトリクスオーバーレイにおいて、FPSカウンターが機能しない場合がある問題
- Software Adrenalinから録画すると、音声とビデオが同期されない場合がある
- 一部のSAMSUNG FreeSync Premium Proモニターや、ローカルディミング機能を備えたモニターでゲームが適切な明るさにならない問題