映画『リボルバー・リリー』(公開中)の舞台挨拶が11日に都内で行われ、主演を務める綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go! Go! kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、板尾創路が登場した。
■綾瀬はるか、美背中あらわな純白衣装で魅了
ざっくりと美しい背中をのぞかせる純白の衣装で登場し、観客を魅了した綾瀬。「私としても肌が出た衣装でアクションをしたり、髪を切ったりと挑戦しがいのある作品でした」と振り返り、「素晴らしいキャストの皆さん、そして監督、スタッフの皆さんと、本当に暑い中一丸となって魂込めて日々作っていったので、アクションが多い映画ですけれども、大きなスクリーンでぜひ見ていただきたいです」とメッセージを送った。
劇中で何度も綾瀬と対峙した清水は、「最後の直接対決のシーンは、個人的にも気合いが入っていましたし、すごく素敵でかっこいいシーンに撮っていただたので、印象に残っています」と回顧。綾瀬もアクションシーンが多い清水とたくさんの練習を重ねたと明かし、「『もう一歩近く』とか、『そこだと危ないから、もう1秒間隔を取ろう』とか細かいところをずっと詰めて……。やっぱり(清水さんは)手脚が長くて、いつでも本気でいらっしゃるので避けるのに必死でした(笑)」と話していた。
そんな綾瀬のアクションシーンを現場で見ていたという板尾。現場が広かったため綾瀬かどうかわからなかったこともあったそうだが、「やっぱりさすが綾瀬さんだなと思って。肌がきれいだなと思って、ずっとSK-llを使ってるのかな? アクションすごいやってるけど、あんまり汗もかいてなかった」と印象を明かすも、綾瀬から「遠くて見えなかったって言ってたじゃないですか」と突っ込まれていた。
さらに「全然(汗が)光っていなかった。だからユニクロのエアリズムをやっぱり着てはるんだろうなあと。俺も買おうかなとか思ったり。お昼休憩を挟んでまたアクションやっているときには、お弁当にキッコーマンの生醤油があったんかな? とか、ずっとそんなことを考えながら綾瀬さんをずっと何100m先から見ていました」と綾瀬がCMキャラクターを務める商品名を出しながら話し、笑いを誘っていた。この話を受け、コメントを求められた綾瀬は「その通りです!」と笑顔を見せていた。
今作のメガホンを取った行定監督は、「最初から小曾根百合を綾瀬はるかがやるということは決まっていてスタートしたのですが、『綾瀬はるかがやらなければ絶対にこの役は成立しなかった』というものになってほしかった」と作品に込めた思いを明かす。綾瀬自身についても「全身で小曾根百合を掴みにいった。頭で考えるのではなくて、まずアクション・体で役作りをしていた。アクションで役づくりをする女優さんって、あまり見たことがない。綾瀬はるかにしかできないことだと思っています」と印象を明かし、絶賛していた。この話を受け、綾瀬も「心も体も熱い夏でした。やりきった感覚があります!」と自信をのぞかせた。