女優の山本舞香が、9月1日公開の映画『ブレット・トレイン』で謎の女子学生・プリンスの声優を務めることが27日、わかった。

  • 映画『ブレット・トレイン』日本語吹き替え版で声優を務める山本舞香

伊坂幸太郎氏の「殺し屋シリーズ」の2作目『マリアビートル』を、映画『デッドプール2』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデビッド・リーチ監督がハリウッド映画化した同作。

ブラッド・ピット演じる世界⼀運の悪い殺し屋・レディバグは、高速列車の中でケースを回収して、次の駅で降りるだけの簡単な仕事に取り掛かる。しかし、そこに現れた9人の殺し屋に狙われ続け、世界最大の犯罪組織のボスであるホワイト・デスの待つ終点・京都に向かってしまう。

今回、声優に初挑戦となる山本が演じるのは、レディバグを翻弄する謎の女子学生・プリンス。一見、普通の学生に見えるが、狡猾で悪魔のような性格の持ち主で優れた洞察力と強運を武器に、車内の騒動を裏で操っていく。

山本は、今回のオファーに「えっ? 私?」と驚きを隠せなかったようだが、主演がブラッド・ピットということもあり、「嬉しかった!」と率直な感想を語った。また、自身が演じたプリンスについては、「見た目がすごく強い子で、周りに対してもすごく強いけど、過去にいろんなことがあって。悲しくて寂しくて、そこからこの感情が生まれて、この計画を立てたっていう。“寂しがり屋さん”っていうのかな? そこから狂気がうまれてきたっていうのは何となくイメージできました」とコメント。また、「お芝居でもご⼀緒できるように頑張ろう! って、思いました(笑)」とブラッド・ピットとの実写での共演にも意欲を見せた。

アフレコ収録現場には、プリンス役を演じたジョーイ・キングから山本に、サプライズでメッセージ動画が到着。「舞香ちゃん、こんにちは! プリンス役のジョーイ・キングです。プリンスはいたずら好きで完全なサイコパス。彼女は暴力と復讐心しか知らないの。とにかく早く日本のみんなに観てほしいな! 観てね!」とメッセージが届くと、「ビックリしました! まさかって! 本当にサプライズだったので嬉しかったです!」と喜びをあらわにした。