セールで1万1960円 (20%)OFF、Android搭載モバイルプロジェクター「Nebula Capsule II」レビュー

by bgame

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Amazonにて「ブラックフライデー」の大規模セールが12月2日(木)23時59分まで開催中。

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ブラックフライデーではAnker Nebula Capsule IIが1万1960円 (20%)OFFの4万7840円にて販売中です。

Anker Nebula Capsule II(Amazon) Amazon ブラックフライデー

以降はライターの武者良太さんによるレビューを再掲してお届けします。

手軽に大画面を得られる手段としてプロジェクターは良い選択肢となります。特にバッテリー&スピーカーを内蔵したモバイルプロジェクターは、設置位置がフリーダムという特徴があります。映像そのもののクオリティは大型の据え置きタイプに劣りますが、”手軽”であることのメリットを重視するのであれば比べる必要すら感じないほどの自由気ままに使えます。

そんなモバイルプロジェクターの市場を見ると、Android OSを組み込んだスマートプロジェクターが増えてきました。有線ないしは無線でPC、スマートフォン、ゲーム機と接続せずとも、Androidアプリ画面であれば起動後即大画面をドーンと出せるもの。これもまた”手軽”さを求める人にとっての重要なポイントとなります。

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今回お借りしたAnkerの「Nebula Capsule II」も、Android OS内蔵モバイルプロジェクターです。500mlペットボトルよりは太っていますが、手に持って、バッグに入れて持ち運びやすいサイズの筐体のなかに、バッテリー・プロジェクター・スピーカー・入力端子に加えて、Android端末の基板を備えています。

詳細を記す前に、お伝えさせてください。こやつ、Wi-Fiにつなぎさえすればバッテリーが切れるまで映画やドラマ、アニメを見続けたくなる時間泥棒マッシーンだということを。「あとで見る」と記憶していたコンテンツを片っ端から再生したくなるデバイスだということをお伝えさせてください。買うときはくれぐれもご注意を。急ぎの仕事が溜まっているときは、棚の奥底にしまっておくご覚悟を、どうぞよろしくお願いいたします。

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プロジェクターそのものの性能は低い、といってもいいでしょう。パネルは0.3インチのDLPで、出力解像度は1280×720。つまり720pです。フルがつかないHDです。明るさも200ANSIルーメンと、厳しいところがあります。細部の描写力に欠け、真っ暗な場所でなければ色の深みが表現できません。

スペックリストだけを見ると、なんかこう映えないと感じてくるところがあります。OS非内蔵のモバイルプロジェクターであれば、フルHD解像度を持つモデルはありますし、日中の室内でもまあまあ満足できる色を出す800ANSIルーメンのモデルもありますから。

しかし、それでもなお「Nebula Capsule II」の魅力に陰りがないことに、まず驚きました。その最大の理由はスピーカーです。スピーカーの音がいいのです。

Anker Nebula Capsule II

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Bluetoothスピーカーも作り続けてきているAnkerは、照射部に影響がないようにクオリティの高いサウンドを鳴らせる知見と技術を持っているのでしょう。「Nebula Capsule II」は高域ばかりがシャリつく音ではなく、正しく音圧も感じ取れる低音も響かせるのです。出力は8Wですが、ボリュームを上げても音割れすることなく、しっかりと制振している様子。そしてアクション映画の戦闘シーンを見ると、迫力ある音が響きます。

電源の上のボタンを押せばBluetoothスピーカーとしても使えるモードに切り替わります。これはAnkerの、商品に対する自信がつけた機能とみた。

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1ボディスピーカーゆえに定位感はありませんが、リラクゼーション目的のネイチャー動画だと、自然と緊張がほぐれてきて眠気がやってきます。ガチな気持ちで音楽を聴きたいとか、ゲームで銃声の音の方向を見極めたいといった目的意識があるのでなければ、一定の方向かまとまってやってくる音でも気持ちよく聴けるんですよね。

入力端子はフルサイズのHDMI。1080pまでの映像信号に対応しています。ニンテンドースイッチなどと接続する際に使うところですね。

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操作は本体上面のパネルか、付属のリモコンで行います。ここがスマートフォンとは大きく違うところ。カーソルを動かして起動するアプリや入力する文字を選んでいく、テレビ的な操作感です。

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Google Playにアクセスできますが、インストールできるアプリは限られています。画面タッチによる操作ではないため、これは仕方ありません。

そこでスマホゲームを画面を映し出したいときは、ワイヤレスでストリーミング(ミラーリング)をしたいところ。AndroidであればChromecastの機能を、iPhoneの画面を表示するにはアプリの「AirScreen」をiPhoneとNebula Capsule IIの両方にインストールしましょう。

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他にも音声出力用のAUX端子、本体充電用のUSB Type-C端子(USB Power Delivery対応)、スマートフォンなどの外部機器充電用のUSB Type-A端子などを持ちます。

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画面サイズは最大100インチのようです。照射位置まで1.15mで40インチ、約3mの距離にすれば100インチ級となります。30cmほどの距離でもオートフォーカスのおかげでピントが合うため、狭い場所でも使えなくはないですね。

台形補正機能(キーストーン)も入っているのが頼もしい。斜めから照射したときの歪みまでは補正できませんが、それさえ組み込んでくれたらパーフェクトかも?

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ベランダの空きスペースもシアターになる。巣ごもりに飽きてきた方でも、自分の家の可能性の高さに気づかせてくれるガジェットともいえますね。720pだし、真っ白で歪みのないプロジェクタースクリーンを使わなくてもいいや、と思えるところも、Nebula Capsule IIの手軽さがもたらしてくれたメリットだと感じました。

ブラックフライデーではAnker Nebula Capsule IIが1万1960円 (20%)OFFの4万7840円にて販売中です。

Anker Nebula Capsule II Amazon ブラックフライデー

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