隠居はまだ早い!ご老人が暴れまわる箱庭型アクション『Just Die Already』:発掘!インディゲーム+

by bgame

ゲームタイトル配信プラットフォーム「Steam」でプレイ可能な作品の中から、”今話題の人気作”や”ツッコミ必至の珍作”まで、見逃し厳禁のおすすめインディーゲームをピックアップ!今回ご紹介するのは『Just Die Already』です。

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寝たきり生活とおさらば!箱庭型フィールドで豪快に余生を過ごそう

『Just Die Already』はDoubleMooseが開発を手掛けた3Dアクションゲーム。まだまだ元気が有り余っているご老人を操り、好き放題に暴れて豪快に余生を過ごしましょう。

※ゲーム内に一部過激なグラフィック描写がございます。苦手な方はご注意ください。

本作の主人公はとある老人ホームに入居している……というより、ほぼ監禁に近い状態で閉じ込められているご老人。自分で立って歩き回ることができるのに、扉にカギがかけられているせいで部屋から出られず、ゲーム開始時はベッドで寝たきりになっています。プレイヤーの目的は、外へ出たがっているご老人(男性 or 女性)を操作して密室から脱出させること。周辺のオブジェクトで使えそうなものは無いか調べ上げ、脱出の糸口をつかんでください。

本作のプレイフィールを一言で例えるなら、”老人版GTA(グランド・セフト・オート)”という言葉がピッタリ。3人称視点で箱庭型フィールドを自由に動き回り、プレイヤーの気の向くままに目的を遂行する。その道中で行き当たりばったりにフィールドを探検するも良し、面白そうなNPCを見つけてちょっかいを出しても構いません。

ちなみに上記画像は老人ホーム内で斧を片手に従業員を追いかけ回している様子。結局はこの暴挙が原因で老人ホームから追い出されますが、ストーリー的には間違っておらず、かえって街でのフリーダムライフを勝ち取ることができました。

基本アクション&ゲームの流れ

本作の基本アクションは、大きく分けて「移動」・「ジャンプ」・「仕掛けを動かす」(アイテムを掴む)・「挑発」の計4種類。老人ホームから追われる身になったとしても、特に活動面が制限されることはありません。老人ホーム前のNPCから貰える「人生でやりたいことリスト」(後述)に目を通しつつ、フィールドを散策して目的に取り掛かるのが分かりやすい進め方ですが、フィールドに落ちているアイテムを拾い集め、ご老人を労ろうとしないNPC相手に鉄槌を下す……なんて遊び方でも無論OK。特にこだわりが無いなら、街を散歩しながらオブジェクトの使い方を調べてみると良いでしょう。

フィールド内にはレバーやスイッチなど、プレイヤーが干渉できるオブジェクトも設けられています。例えば上記画像の場合、ケーブルを目の前の機械に繋げることで高圧電流がまたたく間に発生。数秒も経たぬうちに高所で作業中の男性NPCがこんがりと焼き上がっていました。

一見かわいそうにも思えますが、オブジェクトの作動でフィールド内の環境が変わることもあるため、臆せず触ってみる価値は十分にあります。ハチの巣やマンホール、トランポリンに人食いザメなどなど、”楽しげなオブジェクト”を見出す力を養ってみてください。

どういうわけか、本作のプレイアブルキャラは誰も彼もタフさ全開。暴漢と殴り合いの末に腕が折れようが、猛スピードで突っ走る車と衝突して足が吹っ飛ぼうが、いきなり即死することはほとんどありません。挙句の果てには地雷(なぜ街中に埋まっているかは不明)を踏んで身体が弾け飛んだとしても、上半身のみで道路を元気に転がり回ることだってできます。

ただし、身体の損傷具合で行動に支障が生じる(アイテムを持てない等)のもまた事実。そんな時はリスポーン機能を使い、街中のゴミ箱から元気いっぱいの老人をサクッと呼び戻しましょう。

やるべきことを達成してユニークな装備品をゲット

 

老人ホームから街へと放り出された後は、「人生でやりたいことリスト」(ミッション項目)を一つずつ埋めることから始めるのがオススメ。ミッションと言っても特定のNPCから請け負うクエスト形式ではないため、自分の好きなタイミングで気づいたものから挑戦できます。「手当たり次第にオブジェクトをぶっ壊す」・「住人の前で挑発ダンスを見せつける」・「体が爆発するまで食材を食べ続ける」……などなど、その内容も実にさまざま。簡単なものから達成しておくと、ゲームプレイのモチベーションアップに繋がるはずです。

人生でやりたいことリストのミッションには、達成時の報酬として「アイテム」と「JDAチケット」が用意されています。前者はフィールド内の自販機(赤色・黄色)で取り寄せ可能な装備アイテム類。後者は特別な自販機で入手できるアイテムの引き換えに使用します。

特に装備アイテム類はプレイスタイルの幅を広げる上でも必要不可欠。序盤の進め方が分からない場合は、「やるべきことリストをチェック→ミッション達成→新アイテムを取り寄せて別のミッションへ挑む」といった具合にサイクルを回し、早めに戦力を整えておくとベスト。装備品のバリエーションが増えれば、それだけ”悪ふざけ”の質もアップしますよ。

老人ホームを出た瞬間から好き放題に暴れまわる。またはチェックリストに沿いながら順序立てて遊ぶこともできる。このように、プレイスタイルの幅広さと選択の自由度は『Just Die Already』の大きな魅力と言えます。加えて本作は箱庭型フィールドを舞台としたシングルプレイモードだけでなく、ほかのプレイヤーと協力 or 乱闘しながら一緒に遊べるマルチプレイヤーモードも実装済み。お好みのゲームモードを選び、隠居しそうにない”老人たちの破天荒な生き様”に着目してみましょう。若者以上に元気な老人3Dアクション『Just Die Already』。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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