マイクロソフトが Xboxワイヤレスコントローラの新バージョン「アクア シフト」スペシャルエディションを公開しました。
名称のとおり水を思わせる鮮やかな青で、前面には角度によって色合いが変わる光沢処理を、側面には波のようなマーブル模様のラバー素材グリップを採用します。
Xboxワイヤレスコントローラ アクアシフト特別エディション(Amazon)
この「Xboxワイヤレス コントローラ」は、最新ゲーム機 Xbox Series X|S の付属品と同じ世代のコントローラ。Bluetooth 接続にも対応するため、Xbox以外にもPCやスマートフォンなど様々な機器で使えます。
iPhone / iPad は iOS 14.5で最新XboxワイヤレスコントローラやPS5のDualSenseコントローラに対応したため、スマホゲームを遊ぶにも、国内では現在テスト中の Xboxクラウドゲームにも使えるようになりました。
通常モデルの Xbox ワイヤレスコントローラとの違いは、前面に角度で色が変わる光沢処理を施したこと、側面にラバー素材のグリップを配したこと。
側面のラバーグリップ採用は、最新世代の Xboxワイヤレスコントローラとしては初めて。
通常モデルの Xbox ワイヤレスコントローラでも、現行の Xbox Series X|S 世代からは樹脂製のグリップ表面に細かな凹凸の滑り止め加工を施していますが、ラバー素材のグリップは過去のスペシャルエディションや、カスタマイズ機能が豊富な高級コントローラ Xbox Elite ワイヤレスコントローラが採用していた仕様です。
製品名としては同じ「Xboxワイヤレスコントローラ」のまま併売で紛らわしい Xbox One 世代モデルとの差は、中央にシェアボタンが加わったこと、全体にわずかに小さくなりより多くの人の手にフィットするようになったこと、LRトリガーやバンパーほか各所に滑り止め加工が加わったことなど。
Xbox 360世代からの弱点で改良を重ねたDパッド(方向キー)は、「井」型に面取りしたファセットタイプと十字タイプを組み合わせたハイブリッドになり、押し分けも連続的なコマンド入力もしやすくなりました。
Xbox ワイヤレスコントローラは、米国などでは各部の色やパターンを自由に組み合わせ10億種以上のカスタマイズができる Xbox Design Lab サービスを提供しているため、ただ色が違うだけの「新色」にあまりインパクトはありません。
Xbox Design Lab復活、コントローラを推しカラーにフルカスタマイズ
しかし「アクア シフト」はカスタマイズで選べないキラキラ表面処理やラバーグリップなど、スペシャルエディションにふさわしい特別仕様です。
(国内では(まだ) デザインラボが利用できないため、単なる色変えだったとしても貴重ですが)
Xbox ワイヤレス コントローラ「アクア シフト」特別エディションの価格は税込7678円。国内発売は9月14日。すでに予約受付を開始しています。
Xboxワイヤレスコントローラ アクアシフト特別エディション (Amazon)
今年5月には、目立つ迷彩柄と滑り止め加工の位置が特徴の「デイストライク カモ」特別エディションも発売しています。
新Xboxコントローラに新色『Electric Volt』『Daystrike Camoスペシャルエディション』