ゲームタイトル配信プラットフォーム「Steam」でプレイ可能な作品の中から、”今話題の人気作”や”ツッコミ必至の珍作”まで、見逃し厳禁のおすすめインディーゲームをピックアップ!今回ご紹介するのは『Gigapocalypse』です。
思いのままに蹂躙せよ!巨獣が暴れる2Dアクション
『Gigapocalypse』はGoody Gameworksが開発を手掛けた2Dアクションゲーム。溢れんばかりのパワーを秘めたモンスターを操り、人間を蹴散らしながら街々を破壊しましょう。
本作の主役は「ギガ」と呼ばれるモンスターで、それぞれ性能こそ違えど、”圧倒的な能力の持ち主”という点で共通しています。まずはアンロックされている3体のモンスターから1体を選んでゲームスタート。敵対勢力の包囲網を打ち破り、謎の施設からの脱出を目指すことになります。
開発陣が「『ゴジラ』や『キング・コング』のような怪獣映画の金字塔や、名作ゲーム『Rampage』にインスパイアされた」と謳っている通り、本作は”モンスター視点で人類を脅かす爽快感”に焦点が当てられています。体当たりで木っ端微塵に吹き飛ぶ建築物、ズシンズシンと歩くモンスターを恐れて逃げ惑う人間などなど、いずれも怪獣がメインだからこそ味わえるものばかり。ドット絵で描かれたグラフィックスも相まってか、どことなく90年代のアーケードゲームっぽい感覚も漂っています。
操作方法&ゲームの流れ
ここからは、最序盤から扱えるモンスター”怒れる巨獣”ローガスを例にゲームの流れをご紹介します。ローガスの基本アクションは「クロー」(近接)と「レーザー」(遠距離)の2種類。プレイヤー側で攻撃アクションを指示し、ローガス(オート移動)をゴール地点まで導きましょう。なお、ローガスは攻撃時に一定量の「レイジ」(画面左下)を消費しますが、被弾に応じてレイジの回復量がアップします。
効率よく突破する上で大事なのは”攻撃アクションの使い分け”。邪魔な建築物はクローでなぎ倒し、地上を逃げ惑う人間をレーザーで始末する……という具合に対処できれば、無用なダメージを幾らか抑えることができるはず。人間の中には勇敢にも銃器を構えて反撃を試みる兵士がいるので、見かけ次第早めに仕留めておきましょう。
通常攻撃だけで突破が困難ならモンスターの「固有スキル」に頼るのがベスト。例えばローガスの場合、「前方に巨大な火球を発射」、「範囲の広い衝撃波を飛ばす」、「人間を取り込んで体力を回復」などのスキルを任意で発動可能。その分レイジを消費するものの、いずれも効果は強力無比。厄介な兵士に囲まれた際など、使用タイミングを見極めて最大限に効果を発揮してください。
愛情を込めてモンスターを育成
本作はステージ攻略を目指すメインパートのほか、モンスターをプレイヤー自身の手で育て上げる育成パートも実装されています(開発陣曰くたまごっち風ミニゲーム)。モンスターの頭を撫でたり、適切なタイミングでエサを与えたりするとミューテーションポイントが蓄積。つまり、手間暇かけてモンスターをお世話することにより、スキルおよびパッシブスキルを段階的にアンロックできる……というわけです。ちなみに飼育スペースのモンスターは、メインパートと対象的に可愛らしい赤ん坊の姿で描かれています。
メインパート&育成パートで入手したミューテーションポイントは、パッシブスキル、固有スキル、スキンアイテムの解除に利用可能。最初はパッシブスキルを中心にアンロックしつつ、モンスターのレベル上昇に合わせて固有スキルを習得させるのがオススメ。先にモンスターの外見を変えたいなら、ミューテーションポイントを温存してお気に入りのスキンアイテム購入を優先しても特に問題なし。自身のプレイスタイルに合わせてモンスターを育成してみましょう。
上記画像は最序盤から使用できる別モンスター「ドゥームテラ」。ローガスに勝るとも劣らないポテンシャルの持ち主で、身体に乗せたエルフと連携して放つ固有スキルが強力かつ爽快感バツグン。この魅力を下支えしているのは、簡単操作で豪快に街を破壊できるシンプルなゲーム性にほかなりません。
ゲーム性こそシンプルなれど、モンスター育成を筆頭に各種やりこみ要素も豊富。サクサク遊べるアクションゲームを探している方はもちろん、モンスター映画のド派手な世界観が好きな方にもピッタリです。興味のある方は、ぜひ一度『Gigapocalypse』をチェックしてみてはいかがでしょうか。