Riot Games、社内の性差別に関する訴訟に1億ドルの和解金支払いへ

by bgame

Dania Maxwell via Getty Images

「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」や「Valorant」などで知られるゲームメーカーのRiot Gamesは今週火曜日、社内での性差別をめぐり元・現従業員から起こされていた集団訴訟に、和解金8000万ドルを支払うことで合意したと発表しました。さらに裁判における弁護士費用を含む諸費用として2000万ドルも負担し、総額1億ドル(約115億円)を支払うとしています。

カリフォルニア州の公正雇用住宅局(DFEH)は、この和解が「1065人の女性従業員と、1300人の女性契約労働者に対する性差別問題を是正する」だろうとコメントしました。この2018年に起こされた訴訟は、LosAgeles TimesとKotakuが報じたのをきっかけに起こされたもので、女性従業員に対するセクハラ行為が常態化していたことが伝えられています。

和解の一環として、Riot Gamesは職場の改善、給与や昇進における慣行に関して独立の専門家による監視を3年間付けることに同意しました。さらにダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンプログラム、元契約社員40人にフルタイムの仕事を与えるために1800万ドル(約21億円)を提供します。

DFEHは裁判所による和解の承認はRiot Gamesの永続的な変化につながり、さらに「ゲーム業界を含むカリフォルニアのあらゆる業界が、差別や嫌がらせのない平等な職場を提供しなければならない」というメッセージになると述べました。

一連のActivision Blizzardの件でもDFEHは性差別や嫌がらせの是正を要求するために訴訟を起こしていました。こうした問題に共通するのは”bro culture”と呼ばれる、一般的に異性との経験が少ない男性の集まりにおける過度な馴れ合いのなかで発生する、偏見や差別に基づく見下しや侮辱、その他否定的態度の横行です。わかりやすくいえば社内が常にハメを外しっぱなし、モラル意識の低下した状態になってしまうということです。

RiotもActivision Blizzardも、このbro cultureの横行した中で、たとえば女性従業員を性的対象としてランク付けした文書を社内メールで回覧したり、上司や同僚から従業員に対して一方的に男性器の写真を送りつけたりといった馬鹿げた行動があったことが明らかにされています。

これはゲーム業界に限らず、若いベンチャー企業に共通する問題でもあり、2017年にはUberでも女性エンジニアが社内におけるbro cultureの問題を告発していました。

ちなみに、bro cultureは必ずしも男性中心というわけではなく、New York Timesは女性用衛生用品のThinxでは環境的に女性が優位で、bro cultureの中心にいたのは2人の男性を除いていずれも女性だった事例を2017年3月に伝えていました

Source:The Washington Post, BBC News

coverage:Kotaku

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