映画『サンセット・サンライズ』(全国公開中)の初日舞台挨拶が17日、都内で行われ、菅田将暉、井上真央、中村雅俊、三宅健、岸善幸監督、宮藤官九郎が登壇した。

  • 中村雅俊

元付き人の小日向文世と共演

「この作品には特別な思いがあって」と切り出した中村は、「まず、デビューして51年経つんですけど、初めて宮城弁をしゃべらせてもらった。絶対にネイティブでしゃべるぞ! と思ったのですが、その夢は叶わず……(笑)」と悔しそうな表情を浮かべた。

また、「俺のお付きだった小日向(文世)が出てたっていうのも。初めてなんですよね、タイトルで隣同士で出てくるっていうのは」としみじみ。「俺はすごくうれしくて。最後のタイトルを見たときに、小日向と俺が映ってるって(思った)」と話すと、客席からはあたたかい拍手が送られていた。

映画『サンセット・サンライズ』

同作は、楡周平氏の同名小説を映画化したヒューマン・コメディ作品。都会から“お試し移住”した釣り好きのサラリーマン・西尾晋作(菅田)と、宮城県・南三陸で生きる地元住民たちとの交流、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描く。脚本は宮藤官九郎が務め、『あゝ、荒野』『正欲』などの岸善幸監督がメガホンを取る。

配給:ワーナー・ブラザーズ映画 (C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会