劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』SPファンミーティングイベントが7日に都内で行われ、高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、山口勝平(怪盗キッド役)、堀川りょう(服部平次役)、大泉洋(川添善久役)、江戸川コナン、怪盗キッド、服部平次(着ぐるみ)が登場した。
同作は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27弾。今作の舞台は北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫り、恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの天下分け目のお宝争奪バトルミステリーが開幕する。
■大泉洋が実写版の怪盗キッドに意欲
怪盗キッド役の山口と、ゲスト声優の大泉はすでに函館でプロモーションも実施。山口は「大泉さんは楽しい方でこのまんまの方です。バスの中ではずっと怪盗キッドの練習してました」と暴露し、大泉は「ついモノマネしちゃうもんですから、勝平さんとずっといるうちに、だいたい怪盗キッドができるようになりました」と自信を見せる。
しかしこの場での披露を期待する拍手が起こると、大泉は「もう少しだけ待ってもらっていいですか? まだ私は盗んでいる最中で」と制止。「ただ今回参加して改めて知ったのは、怪盗キッドの後ろ姿を見る限り、結構な天パだなと思う。後ろの感じ、僕と似てる。背丈も同じですよ。いよいよ私がやったほうがいいんじゃないかと思うようになってきました」と役を奪う勢い。
さらに大泉は「実写の際は全然、私、怪盗キッドでいいと思うんですよね。ほぼほぼ同じ声が出せるんじゃないか」と意欲を見せるも、高山から「あ、高校生です」とツッコまれ、「そんなこと言ったら勝平さんだって! なんでそんなこと言わなきゃいけないんですか!」と抗議していた。