Googleは11月10日、機械学習による画像認識機能を備えたセキュリティカメラ「Google Nest Cam」の屋内用/電源アダプター式モデルの発売日を発表した。発売日は11月10日で、8月5日の発表日時点では「今後数カ月以内」と案内されていた。価格は12,300円。

  • Google Nest Cam 屋内用/電源アダプター式モデル

Google Nest Camは、高精度な画像検出機能を備えたセキュリティカメラ。バッテリー内蔵の屋内/屋外対応モデルは8月26日に発売済みだ。

今回発売日が決定したのは、電源アダプター式の屋内用モデル。機械学習を活用した高精度の画像検出をデバイス内で行え、カメラに映る人、動物、車両を検出し、設定されたスマートフォンやNestデバイスなどに通知する。

また、モーションや音が発生した時の自動録画、指定したエリアで何か起きたときに通知を受け取れる「アクティビティエリア」機能なども備える。

カメラは2MPセンサー。記録動画は最大1080p/30fpsで、ナイトビジョンやHDR、H.264エンコードに対応。本体はスピーカーとマイクを搭載し、Google Homeアプリを使って映像を見ながら会話することができる。通信はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth LEをサポート。

本体サイズはW64.03×D56.93×H98.47mm、重さは393g(電源ケーブル使用時)。カラーはSnow。

あらかじめ認識した人物を検出したり、記録映像を過去30日もしくは60日にさかのぼって確認できたりするなど(通常は過去3時間)、製品をより高機能に使える定額サブスクリプションサービス「Nest Aware」および「Nest Aware Plus」にも対応する。価格は、Nest Awareが年額6,300円/月額630円、Nest Aware Plusが年額12,600円/月額1,260円。