バルミューダは8月6日、IT機器やAV機器などを扱う新ブランド「BALMUDA Technologies」の立ち上げを発表した。第1弾として5Gスマートフォンを投入するほか、製品、アプリケーション、サービスのラインナップを展開していく。

  • バルミューダが2021年11月以降に発売する5Gスマートフォン(イメージ)

去る2021年5月13日の会見にて、バルミューダが5Gスマートフォンの新端末をリリースすることが明らかになり、今回はその続報となるが、新端末のスペックなどより具体的な内容は発表されていない。

分かっているのは、「2021年11月以降の発売」、「端末の製造は京セラ、取り扱うキャリアはソフトバンク」、「SIMフリー版も検討」といったところだ。また、バルミューダ 代表取締役社長の寺尾玄氏は、「スマートフォンのコモディティ化が進んで差別化が難しくなっているいま、アプリを中心としてバルミューダならではの新しい体験や驚きを提供していきたい」と述べている。

  • 「BALMUDA Technologies」のロゴ

5月のオンライン会見は筆者も見ていたが、おもに家電製品で新しい体験やデザインを提案して支持を集めてきたバルミューダが「今度はスマホ!?」と驚いたものだ。さらに今回の新ブランド「BALMUDA Technologies」、スマホだけでなくIT機器・AV機器まで広げるとのことなので、今後の展開が一層楽しみになった。なお、バルミューダはすでに、AV機器の一角として音楽とLED光で演出するワイヤレススピーカー「BALMUDA The Speaker」を発売している。

リアルな旗艦店をオープン

合わせて、バルミューダ初となる旗艦店も発表された。2021年の冬、東京・青山に「BALMUDA The Store Aoyama」をオープンする。新スマホをはじめとして、ブランドが描く世界観を表現した空間でバルミューダのすべての製品を体験できるとしている。

  • 「BALMUDA The Store Aoyama」のイメージ