公益財団法人 ソニー教育財団は8月5日、第15回「科学する心」を見つけようフォトコンテストの募集を開始した。保護者が撮影した0歳~6歳(就学前)の子どもが見せる「科学する心」をとらえた写真に、エピソードや保護者の想いをコメントして応募する。

ここでいう「科学する心」とは、ソニー教育財団では「人や自然、物などとの様々な関わりを通して芽生える豊かな感性や創造性。乳幼児期にこそ育てたい力のひとつ」としている。たとえば、子どもが日常の中で「すごい!」「なぜ?」「やってみよう」と感じる場面は多く、そんな子どもの様子を保護者が撮影した写真を募集する。

  • 第14回 入選作品「科学する心賞」のひとつ
    ■ニョロニョロ/1歳4カ月
    応募者:ふっきぃ(海外)
    保護者コメント:お兄ちゃんが捕まえてきたミミズのニョロニョロ動きに興味津々
    審査委員コメント:ミミズに興味を持ち、深く思いを寄せていることが、子どもの目の輝きから垣間見え、見る人の心が惹きつけられます。一匹ではなく、二匹のミミズを自分の目の高さまで持ち上げ、比較もしながら、「どうしてニョロニョロ動くの?」と不思議に思っているような表情としぐさから、子どもからあふれ出る「科学する心」が感じられます。また、後ろに写っているのは、コメントにある、捕まえてきたミミズを持たせてくれたお兄さんでしょうか。このショットの前後の出来事やストーリーが想像でき、家族の絆と愛情が伝わってくる作品です。

概要は以下の通り。詳細は「科学する心」を見つけようフォトコンテストのWebページを参照いただきたい。

■被写体:就学前の0歳から6歳以下の子ども(2022年3月時点)
■撮影者:被写体の保護者、または保護者から許諾を得た親族
■作品規定:
・子どもの表情や姿から保護者が見つけた「科学する心」が伝わってくる写真
・子どもの生活や遊びの中での驚き、感動、好奇心、探求、表現等の写真
・仕様(JPEG形式、ファイルサイズ10MB以内)
・写真タイトル(15字以内)
・写真コメント(50字以内、子どもの「ことば」や写真で伝えたいことなど)
※ 1家族1作品のみ、未発表の作品に限る(複数応募は無効)
※ コラージュや合成等の組写真は不可
■応募期間:2021年8月5日(木)~2022年2月28日(月)
■応募方法:ウェブサイトの「応募フォーム」に写真データと必要事項を入力し送信
■発表:2022年5月中旬(ウェブサイトで発表後、入選者に賞品を発送)
■賞品:
◇科学する心賞(1~2作品):ソニー製デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、グラスサウンドスピーカー、toio(トイオ)、KOOV(クーブ)
◇いきいき賞(7作品程度):ソニー製ワイヤレススピーカー、CDラジカセ
◇きらり賞:ソニーロゴ入り色鉛筆とスケッチブック