それにしても、毎日のように届くアプリのアップデート通知。日に1件、2件どころか、システムがメジャーアップデート(たとえばiOS 13から14へ更新)される時期には数十件届くことも珍しくありません。よく使うアプリならともかく、たまにしか使わないアプリにまで付き合わされるのは正直面倒ですよね。

App Storeからダウンロードしたアプリは、放置しないことが原則です。不具合の修正や新機能の追加など、アプリは公開されたあともメンテナンスが続くもので、それに対応するためにユーザ側は「アップデート」で応じる必要があるのです。ときどき届く通知を目印にアップデートを実行し最新の状態に保つ姿勢が、アプリを快適に使うためには不可欠です。

そこで用意された機能が、アプリの自動アップデートです。『設定』→「App Store」画面で「Appのアップデート」スイッチをオンにしていれば、アプリの更新情報が発信され次第アップデートが実行されるようになります。アプリを最新の状態に保つことを優先的に考える場合、手間のかからないこの方法がベストでしょう。

自動アップデート機能をオンにしていない場合は、更新の通知が届いたことをきっかけにユーザの判断でアップデートすることになります。App Storeアプリを起動し、画面右上にあるアカウントボタンをタップすれば、その時点で適用可能なアップデートを一覧できます。対象のアプリを選ぶことで、忙しいとき、落ち着いて使えるWi-Fi回線がないときに、不要不急のアップデートを先送りできるというわけです。

このApp Storeアプリのアップデート一覧画面では、削除も可能です。対象を選ぶとき、このアプリは今後使わないと判断したら、アップデートせずに削除してしまうのです。アップデート通知が届いたタイミングでアプリの要不要を決断できるため、アプリが増えすぎて困るという場合にはお勧めの管理方法です。

  • アプリのアップデート通知は、そのアプリの要不要を判断するきっかけにもなります