レノボ・ジャパンは24日、YouTube の公式バーチャル リアリティ(VR)チャンネルに対応したデュアル魚眼カメラ「Lenovo Mirage Camera with Daydream」を発表した。同日予約開始し、5月11日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別35,800円前後。
1,300万画素の魚眼カメラを2基搭載した、手のひらサイズのカメラ。上下・左右180度の広視野角、3,840×2,160ドットの高解像度で、VR用の動画を手軽に撮影できる。撮影データはYouTubeとGoogle Daydreamチームが開発したVR動画フォーマット「VR180」に対応。本体には通信機能を備え、無線LANに接続すると3D VR動画をライブストリーミングしたり、撮影データをYouTubeやGoogle Photosにアップロードしたりできる。通信インタフェースはBluetooth 4.2+BLE、もしくはIEEE802.11b/g/n/ac(無線LAN)に準拠する。
本体には電子式6軸手ブレ補正(EIS)機能を搭載し、ブレの少ない映像を記録できる。操作ボタンは、電源ボタン、シャッターボタン、ファンクションスイッチの3つ。撮影は、Bluetoothでペアリングしたスマートフォンの対応アプリからも可能だ。なお、本体には液晶が搭載されていないため、撮影中の写真や動画を確認するには、スマートフォンと連携させる必要がある。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 626。メモリは2GBで、ストレージは16GB eMMC。撮影したデータは内部ストレージに加え、最大128GBまで対応するMicroSDにも保存できる。搭載バッテリは2,200mAhで、2時間の駆動が可能(通常使用時)。
本体サイズはW55×D105×H22mm、重量は約139g。底面には標準規格の三脚取り付け穴を備え、市販のカメラ用三脚を取り付けられる。バッテリは2個を同梱。ユーザーが自身で交換可能だ。