ソニーは4月10日、Bluetoothスピーカー「ULT」シリーズにおける新製品として、「ULT TOWOER 9」「ULT FIELD 5」「ULT FIELD 3」を発表した。4月25日以降順次発売する。

  • ソニーBluetoothスピーカー「ULT」シリーズで新製品一挙投入。カラダごと震える超大音量対応モデルも

すでに発売済みの「ULT FIELD 1」に続き、今回投入の新製品でシリーズのラインナップを予算や用途に応じて大幅に拡充するという内容。「ULTボタン」を備えており、重低音を強化できる点が共通の特徴。重低音シリーズ強化の背景としては、1万円以上のBluetoothスピーカー購入者が音質に重点を置いていることに起因しているという。「スタジアムの最前列にいるかのような圧倒的な音圧と、心震わす重低音」を掲げ、ULT POWER SOUNDとして訴求していくとしている。

ULT TOWOER 9

  • ULT TOWOER 9

ULT TOWOER 9は、国内ソニーワイヤレススピーカーとしては史上最大サイズで設計されたモデル。約320mm四方の巨大な大口径スピーカーユニットを搭載して大迫力の重低音と圧倒的にパワフルな音圧を実現しながら、内蔵バッテリーで最大約25時間の再生を行える(音量18設定時)。

入力はBluetoothに加え、光デジタルやステレオミニ、音源を保存したUSBメモリ等を用いるためのUSB-A端子を搭載。マイクとギター端子を備え、キーコントロールやエコーも単体で適用できる。テレビとの組み合わせではリアトゥイーターからの高音を反射させつつ、低音を補強して迫力を増強する「TV Sound Booster」機能も利用可能。本体にはパーティライトを備えており、アプリでの制御も行える。

  • 天面に操作部を備える

ULT FIELD 5

  • ULT FIELD 5

ULT FIELD 5は、家の中に加えて外でも楽しめる大音量再生も行えるモデル。本体にはショルダーストラップも備えて3.3kgの重量でも持ち運びやすさに配慮したとしており、音楽に合わせて光るパーティライトも内蔵。背面に3.5mmステレオミニでのアナログオーディオ入力端子も備え、無線接続が混み合う環境でも快適に利用できるという。メーカー想定売価は39,000円前後。

ULT FIELD 3

  • ULT FIELD 3

ULT FIELD 3はシリーズで下から2番目に当たる製品で、持ち運びに便利なスタンダードモデル。専用設計のウーファーとトゥイーターを内蔵した2wayシステムで、低域などのパワー感を強めたパワフルで深みのあるサウンドを再生できるという。最大24時間の連続動作やスマートフォンへのおすそわけ充電に加え、IP67/IP66の防水防塵、防錆・ショックプルーフ仕様で堅牢な設計になっている。カラーはブラックとオフホワイトに加え、フォレストグレーもラインナップする。メーカー想定売価は30,000円前後。